鈴木すみよしブログ

身近な県政にするために。

今宮火祭りで無病息災を祈る

2018年08月13日 | 議会活動

平成30年8月13日(月)

 

 毎年恒例の富士市北部にある今宮地区で開催された「今宮火祭り」に参加してきました。

 

 この祭りの由来は、その昔、毎年火災が発生し干ばつが続いて村人の生活は苦しく、その災難を鎮めるために始まったとされています。今では、投げ松明で害虫駆除や無病息災を願うとともに、旧盆行事としてご先祖を敬う迎え火、送り火として、地域の伝統的な祭りとなりました。

 会場には地元の住民による出店やバザーなどのほか、舞台での子ども太鼓などが披露され、雷鳴轟く雨天にもかかわらず多くの観客で賑わっていました。

(主催は今宮火祭り保存会が中心となった)


(雨傘を差して多くの観客が集まった)


(火祭りらしく、始まりは点火式から)


(投げ餅も振る舞われた)


(8月第1土曜日に開催予定だった地域の夏まつりは中止。その分を取り戻す勢い)


(高齢者グループが、そばを振る舞っていた)

 

 投げ松明は、辺りが薄暗くなった頃に灯され、縄の先に結ばれた松明をクロスしながら回転させ会場内を周回します。毎年参加させていただき、慣れているとはいえ、最初の出だしは緊張します。

 周りからの声援や、多くのカメラの放列を意識しながら、何とか最後までやり遂げることができました。地域の皆様と一体となれるこの時間は大変貴重なもので、会場内を移動しながら様々な地域の課題や要望をいただきましたので、整理して関係する部署に伝えていきたいと思います。

(以下、投げ松明の様子)


 

 私は来賓のあいさつで、このお祭りに関する古事に触れ、最近の酷暑が続く異常気象は、このお祭りによって和らげることも期待されるのではないか。災害はいつ何時襲ってくるか分からないが、地元からは地域内を流れる河川の災害対策について、以前に要望をいただいていており、所管する県と話し合いを進めてきた。昨年度から改修工事に着手し数年のうちに目途がつくことを当局から説明を受けている。あらゆる面での地域の安全安心を最優先に、地域のために支えていきたいことをお伝えしました。

 

 17時に開会式、投げ松明が始まった19時にも雨はやまず、結局、祭りが終わるまで天候は変わりませんでした。今宮火祭りの由来が、火災や干ばつから地域を守る事が目的だったことを考えると、天が人々の願いを聞いた恵みの雨だったかもしれません。

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