あちこちの庭や近所の林縁などに赤や黄の実をびっしりつけているのはピラカンサ(ス)です。ピラカンサ(ス)は学名にPracanthaがつくバラ科のトキワサンザシ属のタチバナモドキ(橘擬)別名ホソバノトキワサンザシ、トキワサンザシ、ヒマラヤトキワサンザシなど総称です。
このうち黄橙色の果実をつけるのが、タチバナモドキ:橘擬(バラ科トキワサンザシ属です。
中国原産の常緑低木で、庭や生垣によく植えられています。高さ2m内外、よく分枝して短枝は刺になります。5~6月葉脇から散房花序をだし、白い5弁の花を多数つけます。秋には扁平な球形で頂に萼をつけた梨果を多数つけ黄橙色に熟してよく目立ちます。この実はあまり美味しくないのか翌年三月ごろまで残り、やがて小鳥の餌になります。
果実の色や形がミカン科のタチバナに似ているのでこの名がついたそうですが、少し想像力が必要のようです。仲間で果実が真っ赤に熟すのがトキワサンザシ:常磐山櫨子なので、“タチバナ”は黄色いと覚えることも出来ます。別名はホソバトキワサンザシで、またまた、こんがらがりそうです。
撮られたのでしょうか
赤いピラカンサスはよく見るのですが
一度、タチバナモドキの自生してるものを見たいと思って
よかったら教えてください