サワシバ:沢柴(枯れ残る果穂) 2010-01-26 07:27:04 | 植物観察1日1題 植物園に、葉でもなく、花でもない、茶色いものを梢につけた、落葉高木が、冬空に震えていました。 サワシバ:沢柴(カバノキ科クマシデ属)です。 山地の谷間など水分の多く、肥えた土地に生える木で、高さは15mくらいになります。 いつまでも残る果実は堅果で、果穂の長さは4~15cm、幅2~4cmで、葉状の果苞が密生します。 クマシデに似ますが、果穂はクマシデより長く、葉で見ると、クマシデより葉脈が少なく、基部がハート形に切れ込むことで区別されます。 « マツグミ:松茱萸(マツにつ... | トップ | クスドイゲ:(トゲ植物のい... »