山辺を歩くと、あちこちで金色と白色の花をつけた蔓を見かけます。
スイカズラ(スイカズラ科)です。
日本、朝鮮、中国に自生する常緑の蔓性木本で、初夏、各葉腋に白色または淡紅色の花を2個づつ並べてつけ、花の色は後に淡黄色に変わります。このため一本の蔓に白と黄色の花が並んでつくので、金銀花ともいわれます。
花の形は細長い筒型で、花冠は5浅裂して唇形になっています。本では、この形が、花の付け根に口をつけて蜜を吸う時の唇に似ていることから“吸蔓”(すいかずら)の名がついたとしていますが、私は、田舎で子供ちがよくこの花の蜜を吸っていたので、もっとストレートに、“吸う蔓”といったのではないかと考えています。冬も葉が枯れないので忍冬ともいいます。
この花、中国や欧米では家の庭によく植えられるそうですが、芳香を持ち綺麗な花なのになぜか日本では庭に植えられることが少ないようです。
スイカズラ(スイカズラ科)です。
日本、朝鮮、中国に自生する常緑の蔓性木本で、初夏、各葉腋に白色または淡紅色の花を2個づつ並べてつけ、花の色は後に淡黄色に変わります。このため一本の蔓に白と黄色の花が並んでつくので、金銀花ともいわれます。
花の形は細長い筒型で、花冠は5浅裂して唇形になっています。本では、この形が、花の付け根に口をつけて蜜を吸う時の唇に似ていることから“吸蔓”(すいかずら)の名がついたとしていますが、私は、田舎で子供ちがよくこの花の蜜を吸っていたので、もっとストレートに、“吸う蔓”といったのではないかと考えています。冬も葉が枯れないので忍冬ともいいます。
この花、中国や欧米では家の庭によく植えられるそうですが、芳香を持ち綺麗な花なのになぜか日本では庭に植えられることが少ないようです。