昨日の記事と同じ自然園に咲いていたカノコユリ:鹿の子百合(ユリ科ユリ属)です。
四国、九州の石灰石の崖などにまれに自生し、または観賞用に栽培されます。
茎の高さは1~1.5mくらいで、花の咲くときに斜めに傾きます。
夏、直径10cmの花を斜め下向きにつけます。花は淡い紅を帯びた白地で、濃紅色の斑点と乳頭状の突起があり、これを鹿の子絞りに例えて鹿の子百合の名があります。
ヤマユリとともに古くから観賞用として栽培され、同じくヨーロッパへ輸出されて両種の掛け合わせからいろいろな園芸種が生みだされています。