山道を歩いていて、流れてくる強い甘い香りの元を探すとオニドコロが黄緑色の花をつけていました。
単にトコロとも呼ばれるオニドコロ:鬼野老(ヤマノイモ科ヤマノイモ属)、なんで野老と書くかというと、この髭根を老人の髭に見立て、海老とともに長寿を祝う正月の飾りに使われる風習があることによります。つまり海の海老に対して野の海老、野老というわけです。
山野に普通に生えるつる性の多年草で、葉は互生し、長さ5~10cmのハート形です。
雌雄別株で、写真ではよくわかりませんが、雄花序は葉のつけ根に上向きに付き、雌花序は垂れ下がってつきます。果実には3つの翼があり、垂れ下がった花穂に上向きにつきます。
名前の由来になった髭根は多数つきますが、真の根茎で、ヤマノイモトとは形態学的にまったく異なります。この根の苦味を抜いて食用にするところもあるそうです。
単にトコロとも呼ばれるオニドコロ:鬼野老(ヤマノイモ科ヤマノイモ属)、なんで野老と書くかというと、この髭根を老人の髭に見立て、海老とともに長寿を祝う正月の飾りに使われる風習があることによります。つまり海の海老に対して野の海老、野老というわけです。
山野に普通に生えるつる性の多年草で、葉は互生し、長さ5~10cmのハート形です。
雌雄別株で、写真ではよくわかりませんが、雄花序は葉のつけ根に上向きに付き、雌花序は垂れ下がってつきます。果実には3つの翼があり、垂れ下がった花穂に上向きにつきます。
名前の由来になった髭根は多数つきますが、真の根茎で、ヤマノイモトとは形態学的にまったく異なります。この根の苦味を抜いて食用にするところもあるそうです。