霜も何回か降りたというのに、いまなお道路脇の植え込みで白い花をつけているのがハナツクバネウツギ:花衝羽根空木(スイカズラ科)です。19世紀末、中国産の、母は落葉性、父は常緑性の両親から交配により作り出された雑種で、日本には大正中期に導入された半常緑性の低木です。新梢に頂生する花は、淡桃白色の筒状鐘形で、初夏から12月にかけて分枝、伸張、開花を繰り返します。
挿し木で容易に繁殖し、刈り込み、公害、病虫害にも強く花期が長いなど多くの利点があり、生垣や、公園、道路などの植え込みによく用いられます。
一般にはアベリアの名で知られていますが、ハナゾノツクバネウツギの別名もあります。
日本のツクバネウツギやコツクバネウツギ(5月23日記事)に似て、果実の頂に宿存する萼片が羽根突きの羽根に似ていることからこれらの名が来たものと思われます。
写真は、年末も近い万博公園で見かけたもので、はっきりと桃色でした。
挿し木で容易に繁殖し、刈り込み、公害、病虫害にも強く花期が長いなど多くの利点があり、生垣や、公園、道路などの植え込みによく用いられます。
一般にはアベリアの名で知られていますが、ハナゾノツクバネウツギの別名もあります。
日本のツクバネウツギやコツクバネウツギ(5月23日記事)に似て、果実の頂に宿存する萼片が羽根突きの羽根に似ていることからこれらの名が来たものと思われます。
写真は、年末も近い万博公園で見かけたもので、はっきりと桃色でした。