新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
出かけるときはカメラ連れ。
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カジイチゴ:梶苺(葉は大きくても実はふつう) 

2012-05-31 18:20:46 | 植物観察1日1題

カジイチゴ:梶苺(バラ科キイチゴ属)が、黄色い実をつけています。
本州関東から近畿までの太平洋岸や伊豆諸島など海岸地に生え、または人家の庭にも植栽される落葉低木で、高さ2mほどになります。
和名の梶苺は、葉の形がカジノキに似ていることからきているというのですが、木苺にしては葉が大きいにしても、葉の形や質感は、必ずしもカジノキの葉に似ているとは思えません。
若枝にとげがあり、葉柄、花序にある腺毛、軟毛も古くなるとなくなります。
花は晩春、径約3cmで、白い花を横向きに咲きます。
初夏に熟す黄色の果実は食べられますが、よそ様の庭のカジイチゴは味わうことができませんでした。