新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
出かけるときはカメラ連れ。
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カミツレ (大花園は自生) 

2012-05-28 21:12:22 | 植物観察1日1題

万博公園花の丘のポピー畑のあとが、こぼれ種による自生のカミツレ(キク科シカギク属)で一面覆われています。近づくとハーブの香がただよっていました。
カモミールとも呼ばれるヨーロッパ原産の1年草で、あちらでは古くから薬用として利用されてきました。乾燥した頭花に熱湯を注いだお茶は、鎮静、発汗、解熱などに効果があります。
秋に種をまくと春に大きな株に育ち、葉は糸のように切れ込みます。5~7月茎の先に、白色の舌状花、筒状花は黄色で丸く盛り上がります。
代表的なハーブというものの、これだけ繁茂したのを見ると、有り難さも薄れてきます。