今津平池でカキツバタを見たのち、敦賀の池川内へ回りました。
以前訪れた時(09年5月27日記事)は、カキツバタやサワオグルマがきれいでしたが、今回は時期が遅かったので見るべきものはあまりありませんでした。
僅かに木道沿いに白い小花をつけていたのが、シロウメモドキ:白梅擬(モチノキ科モチノキ属)でした。
湿地や湿った山中に生える落葉低木で、高さは2~3m、茎はよく分枝し若枝には毛があります。葉は互生し楕円形~卵状披針形で長さ4~8㎝になります。
雌雄異株で、初夏に咲く花は径約3㎜、写真は雄花で雌蕊が退化しています。
母種のウメモドキは、花が淡紫色で赤い果実を熟すのに対し、本種の花は白く、果実も菜4の通り白色です。