近所の畠の縁に、抜き捨てられた何種類かの野菜がしぶとく花を咲かせていました。
ダイコンの花は紫がかった白い花なのに、ダイコンに近いと思ったカブ:蕪(アブラナ科)の花は意外にも黄色でした。ハクサイもミズナも黄色です。
名前は不明ですが菜の花用に栽培されたのではないかと思われる、縮れた花弁の花もありました。
菜の花の系統は総状花序となっていて、下から順に咲き上がり、ひとつの花序に蕾、花、果実がついて、蕾から花、花から果実までどのように進むのかを一度に観察できます。
このことから「ナノハナの花序には時間が詰まっている」といわれます。