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深町純さん  エイリアン魔獣境

2015-05-06 10:42:18 | フュージョン
 先日、某CD店のHPをチェックしていたところ、1985年に発表された「エイリアン魔獣境」という<菊池秀行氏>の小説のイメージアルバムが初CD化され、しかも演奏はなんと<KEEP>とのことで超ビックリ!即予約して発売日を楽しみにしていました。
 キーボード界の巨匠、故<深町純さん>が80年代初期に結成されていたスーパーユニット<KEEP>。メンバーは深町さんの他、ギター<和田アキラさん>、ベース<富倉安生さん>、ドラムス<山木秀夫さん>の4人編成です。1981年に1stアルバム「DG-581」を発表。そして翌82年に以前紹介させていただいた2ndアルバム「Rock’n Rocked Rock」を発表されています。アルバムはこの2枚のみと思っていましたから、事実上のKEEPの3rdアルバムともいわれるこのアルバムのCD化は超嬉しいっす。
 アルバムはLPレコードでいうところのA面4曲が「エイリアン魔獣境」の曲で、B面4曲が「エイリアン魔界航路」の曲です。物語の内容は割愛させていただきます。
 まずは「エイリアン魔獣境」より。1曲目は「REQUIEM」。まずはピアノソロ。ゆったりと力強く、流麗にテクニカルに。そして美しくたおやかに奏でて。その後ピアノが力強くゆったりと奏で、シンセが幻想的に、ギターがのびやかに奏でるなか、ドラムがフリーインプロで叩きまくって。中盤ではアップテンポでリズミカルでテクニカルなリフとうねるベースにのってギターがヘヴィにのびやかに奏で、ブレイクからギターのテクニカルなソロが。そしてダイナミックなリフとブレイクを挟んで再びギターのテクニカルなソロが。終盤ではピアノのテクニカルなリフからギターがヘヴィにのびやかに奏で、ラストはテクニカルなリフと叩きまくりドラムでスリリングに。
 2曲目は「TREASURE HUNTER」。ミドルテンポのシーケンスのリズムからシンセがリズミカルに、のびやかに奏で、リズミカルなソロへ。
 3曲目は「THE DINOSAUR AGE」。ミドルテンポの静かなリフからはじまって、スネアロールからダイナミックなリフがはいって、ピアノのリズミカルなリフにのってシンセとギターがのびやかに奏でて。その後ダイナミックなリフからスネアロールとピアノ・ギターのパワフルなリフがはいってブレイクをキメて。中盤ではパワフルなタムドラムから民族音楽風ジャングルサウンドになってリズミカルなリフが。終盤ではシンセのエモーショナルかつテクニカルなソロが。
 4曲目は「TWILIGHT ZONE」。ピアノとアコギのゆったりとしたリフからほのぼのしたメロディのシンセサウンドがながれ、ほんわかと温かい感じで心地よく奏でられて。

 続いて「エイリアン魔界航路」より。5曲目は「NEPTUNE」。ダイナミックリフからスリリングにはじまって、シンセサウンドが壮大にながれ、アップテンポのシンセとピアノのリフがスリリングに展開し、オケサウンドがゆったりと壮大にながれて。その後シンセのスペーシーサウンドが浮遊感たっぷりにゆったりとながれ、キーボードの音色が綺麗に幻想的に響いて。終盤ではシンセのエモーショナルなソロが。
 6曲目は「THE LEGEND OF THE ARK」。アップテンポの明るいリズミカルなリフからはじまって、ノリノリのシャッフルモードになってリズミカルなリフが爽やかにながれ、シンセがのびやかに爽やかに奏でて、ブレイクをキメ、そこからギターのテクニカルなソロが。その後一旦止まって、キーボードのテクニカルなリフからシンセがのびやかに幻想的に奏でて。中盤ではパワフルなチョッパーベースリフにのってピアノのテクニカルなソロが。続いて叩きまくりのドラムソロが。終盤ではアップテンポのノリノリのシャッフルモードでギターがのびやかに爽やかに奏で、キーボードとギターのテクニカルなユニゾンリフからシンセのエモーショナルかつテクニカルなソロ、続いてブレイクを挟んでギターのテクニカルなソロが。ラストはシンセがゆったりとしっとりと静かに奏でて。
 7曲目は「LIMA」。ピアノの音色がゆったりとしっとりとながれ、シンセが加わってのびやかにムーディに奏でて。
 8曲目は「WANDERING IN THE WORLD OF SPIRITS」。ギターがのびやかに奏で、ピアノがミドルテンポのパワフルなリフを弾き、ブレイクからギターとシンセのパワフルなユニゾンリフからシンセがのびやかに奏で、そのままシンセのエモーショナルなソロが。その後ギターとピアノのリズミカルなリフと叩きまくりドラムからキーボードのテクニカルなソロへ。終盤ではギターとシンセのパワフルなユニゾンリフからブレイクをキメ、そこからギターのエモーショナルかつテクニカルなソロが。ラストはドラムも叩きまくって盛り上がってFin。
ダイナミックにパワフルにテクニカルに、そしてしっとりと美しくドラマティックにと聴かせてくれる、弾きまくり叩きまくりもありの、まさしく<KEEP>のアルバムですね。LPでの発売から30年を経て、こうして聴くことができてめっちゃ嬉しいっす!深町さんのいまだCD化されていない作品はまだまだあるのでは?埋もれている名作をどんどんぜひぜひCD化していってほしいっす。

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