ひよりの音楽自己満足

自分の好きなアルバムやアーティストを紹介させていただきます。

ptf  WHAT IS CONSTANT

2015-05-03 08:20:10 | 21th J-プログレ
 ヴァイオリン・プログレ・バンド<ptf>。このバンドを知ったのは2010年6月のライブでした。ドラマティックな楽曲が多く、しかもアグレッシブな演奏で見ごたえ聴き応えたっぷりの素敵なバンドで。バンドはライブ活動を重ねて、2013年3月に待望の初のフルレンスアルバム「percept from...」を発表されます。しかしアルバム発表後にベーシストが脱退され、新たなベーシストが加わって活動を続けられます。現メンバーはヴァイオリン<高島圭介さん>、キーボード<鬼頭武也さん>、ドラムス<関勇亮さん>、ベース<伊藤寛之さん>の4人編成です。
 そして2015年2月に今回紹介させていただく待望の2ndアルバム「WHAT IS CONSTANT」を発表されます。今回もまずは美しいジャケットに見とれてしまいます。

 アルバム1曲目は「Time Lapse」。ピアノのシリアスな感じのリフからはじまって、ヴァイオリンとシンセがのびやかにしっとりと奏でて。そして一旦止まってからヘヴィオルガンが吼えて、ドラムのスネア連打からブンブンうねるベースリフにのってヴァイオリンのテクニカルなリフがスリリングに。その後ヴァイオリンがのびやかに雄大に奏で、静かになってからヴァイオリンのフィンガーピックのリズミカルなリフがベースが太くひびくなかながれ、綺麗なピアノリフにのってヴァイオリンがゆったりとのびやかに奏でて。中盤ではキーボードのクリスタルサウンドのリズミカルなリフからベースのエモーショナルなソロが。そしてヴァイオリンがゆったりと幻想的に奏でて。その後一旦止まってからパワフルなドラムフィルからうねるベースとともにアップテンポのリズムがはいって、オルガンのエモーショナルなソロへ。終盤ではヴァイオリンとキーボードがゆったりとハモって、ヴァイオリンがのびやかに美しく奏でて。そしてリズミカルなリフからテクニカルなソロも。その後アップテンポでのスリリングなリズミカルリフからシンセがのびやかに壮大に奏で、ラストはテクニカルなリフがスリリングに。

ここから4曲は4部構成の組曲「Suite:The Thing (That Is Constant)」です。
 2曲目は「Glacier Blue」。ピアノがゆったりと綺麗に爽やかにたおやかに奏で、ヴァイオリンがのびやかに美しくドラマティックに奏で、パワフルなスネアのリズムからミドルテンポでうねるベースリフにのってオルガンが響くなか、ヴァイオリンが美しくのびやかに奏でて。その後パワフルなスネア連打からピアノの綺麗で流麗なリフとともにヴァイオリンがのびやかに美しく奏で、そのままミドルテンポのパワフルなリズムにのってエモーショナルでドラマティックなソロを。中盤ではオルガンが響くなか、ヴァイオリンがゆったりとのびやかに奏で、キーボードもゆったりとのびやかに。そしてパワフルなドラムとうねるベースリフからヴァイオリンとキーボードがユニゾンでリズミカルなリフを。ドラムも叩きまくり、そこからオルガンのエモーショナルなソロが。終盤ではヴァイオリンとキーボードのテクニカルなユニゾンリフが叩きまくりドラムとともにスリリングに展開し、ブレイクからオルガンとベースが響くなか、ヴァイオリンがゆったりとたおやかに、力強いピアノとともにドラマティックに奏でて。ラストは一旦止まってからピアノの流麗なリフからヴァイオリンがゆったりとしっとりと。

3曲目は「The Versatile」。シンセの綺麗なクリスタルサウンドがゆったりとながれ、ヴァイオリンがのびやかにミステリアスに奏で、バスドラのリズムからベースがゆったりとうねり、ヴァイオリンとキーボードがユニゾンでゆったりとミステリアスに不気味に奏でて。その後一転ヴァイオリンがリズミカルに明るく爽やかにほのぼのメロディをドラマティックに奏でて。

 4曲目は「Beyond the Ridge」。ヴァイオリンのアップテンポのリズミカルなリフがグルーヴィにうねるベースリフにのってながれ、オルガンがのびやかに奏で、ドライブ感たっぷりのベースリフからヴァイオリンのリズミカルなリフがスリリングに。そこからキーボードのテクニカルなソロへ。中盤ではミドルテンポでヴァイオリンがのびやかにドラマティックに奏で、スネアのリズムからオールユニゾンのリズミカルリフ、そしてうねるベースリフにのってヴァイオリンのテクニカルなソロが。ドラムが叩きまくって盛り上げて。終盤ではアップテンポのドライブ感たっぷりのノリノリモードでヴァイオリンのテクニカルなソロが。そしてリズミカルなリフがスリリングに。その後ミドルテンポになってヴァイオリンがのびやかにドラマティックに奏でて。ラストは再びアップテンポになってリズミカルなリフと叩きまくりドラムがスリリングに。

 5曲目は「Cloud 9」。ピアノのアップテンポのスリリングなリズミカルリフからはじまって、ヴァイオリンがのびやかに哀愁メロディを奏で、オルガンがのびやかに奏で、ダイナミックなリフからヴァイオリンが力強くのびやかに奏でて。そしてうねるベースにのってヴァイオリンのリズミカルリフがはいって、ピアノリフが綺麗に響き、オルガンのリズミカルなリフからミドルテンポのパワフルなリズムがはいって、オルガンがのびやかに哀愁メロディを奏でて。その後ヴァイオリンとキーボードがユニゾンやハモりでのびやかに奏で、ピアノリフからヴァイオリンがフィンガーピックで軽やかに奏で、パワフルなドラムからミドルテンポでヴァイオリンが力強くのびやかに奏で、ドラムも叩きまくって盛り上げ、ヴァイオリンとキーボードのスリリングでテクニカルなユニゾンリフでさらに盛り上がって。中盤ではヴァイオリンのアップテンポのテクニカルなリズミカルリフからドラムが叩きまくり、フィドル調の明るく楽しい感じになって、うねるベースリフにのってヴァイオリンのテクニカルなソロが。そしてダイナミックなリフからテクニカルなリフがはいるも、徐々にフェードアウトしていって。その後、教会音楽風のシンセサウンドがゆったりと荘厳にながれ、ヴァイオリンがゆったりと力強くのびやかに奏で、ミドルテンポのパワフルなドラムからオルガンとピアノが響くなか、ヴァイオリンがのびやかに奏で、シンバルロール・スネアロールからドラムが叩きまくり、ヴァイオリンがのびやかに奏で、ピアノがしっとりと奏でて。終盤では一旦止まってからヴァイオリンのストリングス風のクラシカルなリフがピアノの綺麗でリズミカルなリフとともに徐々にテンポアップしていって、ミドルテンポのパワフルなドラムがはいって、ヴァイオリンとオルガンのリズミカルなリフがながれて。そしてヴァイオリンがのびやかにロマンティックに奏で、ピアノの綺麗なフィルがはいって。ラストはヴァイオリンとオルガンのびやかにドラマティックに。

 6曲目は「The Boundless Scenery of the Spheres」。ヴァイオリンとピアノがしっとりと美しくたおやかに奏で、SWINGリズムからヴァイオリンとオルガンがのびやかにほのぼのメロディを奏で、ピアノの綺麗なフィルがはいって、そこからヴァイオリンのテクニカルなソロが。その後モーグがゆったりとほのぼのメロディを奏でて。その後キーボードのリズミカルなリフからヴァイオリンがミステリアスにのびやかに奏でて。終盤ではオルガンが響くなか、ヴァイオリンがゆったりとのびやかにドラマティックに奏で、ラストはピアノがしっとりと幻想的に。

アルバム本編はこの6曲ですが、初回盤CDにはおまけで「Beyond the Ridge」の別バージョンが収録されたCDが付いています。

 ダイナミックでドラマティックな楽曲、繊細で美しく、しかもパワフルでテクニカルでエネルギッシュな演奏。聴き応えのあるとっても素敵なアルバムですね。特にうねるベースが大好きなので、嬉しくなっちゃいます。また、曲の終盤等で同じフレーズが繰り返される(ミニマル)が数曲で用いられていますね。どんどん進化していく<ptf>。今後の活躍も楽しみです。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。