本日のアースレンジャー自然塾は、8組の親子が参加。市の担当者の方から講師紹介を受けて、中山、宮部、大野、雉野の4人で講座開始です。
初めに代表して中さんが軽く立ち話の後、クラフトコーナーから始めます。まずは器具の注意事項連絡と急ごしらえで準備した材料の確認です。此方が用意した出来上がり見本を見せながら、各パーツに異常が無いか、何処に使うか説明しながらの確認です。
各組が親子ですからワイワイ話し合いながら組み立てて行きます。心配していたグルーガンの使い方も問題無く出来上がって行きます。
出来上がった親子のクマ人形です。みんな集めて集合展示です。同じ様な部品なのですが使い方、ペン書きの表情の違いで個性が出た作品になりました。
作品作りは順調に進行して最後は、作品を批評しながらカメラに収める方が多くて楽しんで貰えたと思います。18個の中に一つだけ立座りのポーズでは無く、クマ本来の這ったポーズを作った子もいて、見本と異なる作品が出来上がるのも嬉しいものです!
後半は外に出てドングリで遊びました。リスの気持ちになって、冬に食糧が少なくなった時のためにドングリを隠します。
アベマキ、コナラ、マテバシイのドングリから好きなのを1家族8個取って目印になる印をつけてもらい、その後隠してもらいました。他の動物に見つからないように、また同じリスの仲間に食べられないように、自分だけが分かるように隠してもらいます。隠し終わったら「森のエビフライ」を紹介しました。
さてここからが本番!さっき隠したドングリを探してきてもらいます。「えー、もう忘れたよー!」「どこだったっけ??」ご家族が探し歩きました。「全部見つけた!」と早々に帰ってみえたご家族がありました。時間いっぱいまで探しても見つからず「アキラメてー!」と声をかけたご家族もありました。結果、全部見つけれなかったご家族が半分以上ありました。見つけれなくてもいいんです。リスだって忘れて見つけられないんです。見つけられなかったドングリはその場所で芽を出してそこにドングリの木が成長していくのです。リスに運んでもらって子孫を広い範囲に届けます。
ドングリがコロコロするのを見てみようー!!ということでコロコロゲームです。坂の上から転がします。なかなか真っすぐには行ってくれません。何かに引っかかったり、方向転換したり、止まったかと思ったらまた転がりだしたり。行方を見つめて盛り上がりました。
クラフトやゲームで森の中がとっても楽しいと思っていただけたらうれしく思います。