内藤薬記念館＆薬草園 ｉｎ 川島エーザイ薬草園 パート1

　　　　　敷地内は広々と

今月は川島町にある内藤記念くすり博物館に出かけました。素晴らしい五月晴れに恵まれて、入口近くの木陰に集合です。写真の右側は温室、その奥に博物館、左側は約７００種の薬用植物が育成されています。この日は看護専門学校の生徒さん達が大型バスで来てみえました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　展示物の多さにビックリ！

最初に博物館内を見学です。入るとすぐにウコン茶を試飲しました。医薬の歴史に沿って様々な資料が展示されています。初めて見る物、興味深い物、懐かしい物。皆さんそれぞれに楽しんでいただきました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 次は私やってみる～！！

２階に上がると体験コーナーでいろいろ測定できました。すっかり顔なじみのメンバーですので、ゲームのように盛り上がって遊びました。脳年齢の測定コーナーでは集合時間が迫る中で大盛り上がりしました(笑)

内藤薬記念館＆薬草園 ｉｎ 川島エーザイ薬草園 パート2

　　　　　見事じゃ～！

外に出て薬木園の入口にはテイカカズラとスイカズラの見事なトンネルです。まさに花盛り真っ最中、花だらけです！花の香りに包まれ胸いっぱいに吸い込んでホンワカ気分になりました。「芳香やテイカカズラのアーチ下」と一句詠んでいただけました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ユリノキの花

今日のメインイベント、ユリノキの花が目の前です。普段見るユリノキはとても背の高い木です。その高い所に花を咲かせるのでじっくり見ることが出来ないのですが、ここでは小さめの木で下のほうの枝がグッと垂れているので手の届くところに花があります。ステキな花に一同感激！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　これも薬草なの～？

膨大な数の薬草がずら～っと並んでいます。すべてにネームプレートとコメントがあり、興味津々です。ひとつひとつ全部をじっくりと見たいのですが、とても時間が足りません。クソニンジンひとつだけを案内しました。とてもかわいそうな名前ですが、この植物から見つけられたアルテミシニンがマラリアの特効薬となり、その功績が認められて２０１５年中国の女性科学者がノーベル医学生理学賞を受賞されたのです。

最後に皆さんは温室に入られました。チョコレートの原料のカカオが木の幹からナスのようにヒョコヒョコとなっていたり、大きなパパイヤがあったり、バニラの実が束になってぶら下がっていたりで、童心に返ったような笑い声が聞こえてきました。
「とても楽しかった」と皆さんの感想を聞かせていただきました。「もう一回来たい」と言われる方も多かったです。今度はお弁当持ってきて、納得いくまで見て回って下さいね！！