ふれあいの森自然学校 活動報告

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面白ネイチャーウォーク(各務原東ライフデザイン) in 蘇原自然公園

2024-03-01 10:02:14 | 面白ネイチャーウォーキング

「梅に鶯を見たい」

 

スタート

昨日の予報では降水確率0%だったのですが、雲に覆われた天気となりました。12名の方々の参加でスタートします。先週が雨のため1週間延期になったおかげでウメは見頃となり、梅の香りを楽しめました。ウグイスはいませんが・・・

 

残骸

地面にたくさんの鳥の羽が1か所に固まって落ちています。明らかに何かが起こった現場です。猛禽類が鳥を襲って、お食事をした所なのです。自然の現実を見てもらう事となりました。クチバシで羽をむしっている所を想像して、ゾォ~ッと身が引けたポイントでした。

 

メリケントキンソウ

歩く目線で見ると、うっすらとコケが生えているように見えますが、メリケントキンソウが一面に勢力を広げています。この時期は触ってもらってもフワフワしていて優しい草に見えますが、もう少し経つと牙をむきます。トゲのある種子ができるんです。トゲは2mm程度ですが、手で押さえるだけで刺さります。チクッと結構痛いんですよ。芝生の中にもあるので座ったり裸足で歩くのは要注意!「靴の裏にも刺さって移動します!」「ひぇ~~!」

 

ガマ

池では運悪くカワセミの姿は見られませんでしたが、岸辺のガマで盛り上がりました。ガマを漢字で書くと?「蒲!」「この蒲という字を使った言葉は?」あれこれとご意見を話してくださりました。その後、目からウロコの話が続き、「は~、そうなんや!」「へ~!」「ほ~!」となりました。

 

チャンチンモドキ

木に近づくと実がコロコロといっぱい落ちています。「ナニコレ?」「踏んじゃう!」絶滅危惧種になっているチャンチンモドキです。高木なので、はるか上の方には残っている実が見えています。実は果物、種は数珠に!話題に事欠かない木を堪能していただきました。

 

モズ

この公園をテリトリーにしているのか、必ず姿を現します。目の前の木のてっぺん、肉眼でも見える距離に陣取り、こちらの様子をうかがっているようでした。よく見えたので、「あんなにしっかりモズが見られてうれしかった」と言われた方もありました。

 

ハシビロガモ

近くに池があるので、水鳥が間近で見られます。「ここからは静かに近づいてくださいね。シーッ!!」皆さん足音を忍ばせて歩きます。隠れていたカルガモが池の中央に泳ぎだしたところで、もっとよく見えるところへ静かに移動しました。池が見渡せるところに行くとハシビロガモ、マガモ、カワウなどが見られました。アオサギが上を飛んでいきました。ハシビロガモはプランクトンを食べるので独特の動きをします。「回ってる~!」この動きにクギ付けで、皆さん時間を忘れての観察となりました。

 

今回はウグイスの話から始まりハシビロガモで終わるという、まさに鳥三昧になりました。「鳥は見応えがありました。」という感想もいただけました。皆さんが帰られる頃にヤマガラ、シジュウカラ、エナガ、コゲラが現れました。池の奥の方にはオシドリも見えました。もっとゆっくり見られたらよかったですね~!!

 

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