アドベンチャー案内人コスモスさんに、メディコスの秘密、全部教えてもらいましょう。おわんをひっくり返した様な、おもしろーい帽子を被ったコスモスさん若いお二人の恰好を見ただけでも、楽しい探検になりそうだ!
さぁ~探検出発。 みんなの森玄関から
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「テニテオ」の名称は、市民の応募で決まりましたね。手に手をとって、、。
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こんな気持ちから。そのテニテオの石積みに立つて、メディコスの曲線木屋根を見上げると、旧県庁舎・金華山が一直線に並びます。「金華山や長良川に呼応する文化の森」の理念は、設計士伊東豊雄氏によって、こんな所にも表出されているのかと、感心しました。テニテオでコスモスさんからの質問。 「この場所は、前、何だったでしょう?」「大学病院?」ブー。 ずっとずっと大昔、ここは、長良川だったのです。これは、長良川から掘り出された石です。せせらぎの小川を流れているこの水は、長良川の水です。
館内に入って最初の案内は、屋根の積層の実物です。
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屋根は、100%岐阜県産のヒノキで出来ています。ヒノキの薄板を3枚一組にし、それを最大7層に積み上げ、ビスと接着剤で止めてあります。あの屋根の曲面は、現場で職人さんが一枚一枚の板を馴染む様に構造化された結果なのです。前もってユニットしたものではありません。木材で、曲線を描くなんて。本当にびっくりです。奥に進むと、ヒノキの良い香りがしてきました。普段は入れない1階の事務室から、磨き上げられたコンクリート通路を通って、ギャラリーホワイエまで進みます。途中、コンクリートの床を触ると冷たいのです。これが、冬になると、暖かくなるそうです。まさに床暖の冷暖房版?これがメディコスが誇るエコ空調施設の一つ。建物の7m真下にある長良川の伏流水の力です。この伏流水が、威力を発揮する2階へ行きます。
2階は、大きなワンルーム
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その大きな空間に、おわんをひっくり返した様なグローブが、10つ、フワフワ浮いているみたいです。木格子屋根が大きなお家なら、グローブは小さい10つのお家。親子のグローブ・児童のグローブ等、夫々のグローブに、考えが同じ家族が集まって、お話が出来るみたいです。さて、グローブの役目は、自然光の分散や照明、冷暖房の換気等です。グローブ上部の窓を開閉して、風の流れを作ります。グローブの縁に立つとなんと不思議。涼しい風が流れているのです。コンクリート書棚をグループ化して、一つの書籍が燃えても、他の書棚に燃え移らない工夫。真ん中に立つと、ぐるっと見渡せる様、放射状に並んだ書棚。おお!、お久しぶり。図書館で、こんな出会いを期待しているのです。大きい声でなければ、おしゃべりもオッケーなんですよ。まるで、文化の公園みたいですね。
メデイコスの情報は、広報誌や新聞等で知っていましたが、コスモスさんの案内で、感動や驚きと共に、より深く解りました。優しい語りで、楽しく解りやすく案内をして下さった丸山コスモスさん、数字は任せてと、美しい声で後ろから援護して下さった日比野コスモスさんに、お礼を申し上げます。有難うございました。館内のあちこちには、まだまだ秘密がいっぱいありそうです。今度、又、自分で見つけに出かけましょ!
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