秋の紅葉真っ最中、色づいた木々を愛でながら歩きました。
どうして紅葉になるの?
最初に紅葉のしくみを紙芝居で紹介しました。養分を作れなくなってきた葉を落とすために離層ができて通り道が閉ざされてしまいます。緑の色素が壊れていき黄色や赤色の葉に変わっていきます。
♫枯葉よ~♫(シャンソン風に)
ケヤキの葉が落ちて道を埋め尽くしています。子供じゃなくても踏みしめたり蹴散らしたりして歩きたくなります。「どんな音がしましたか?」「シャカシャカ!」「カシャカシャ!」「カサカサ!」言葉にしてみると人それぞれ違います。耳で聞いた音を言葉にしているオノマトペです。日本語にはオノマトペが多く使用されているみたいです。
ドラマを感じて
東屋の屋根に癒しの光景を見つけました。後ろの樹木と被って分かりにくいですが、緑のコケに覆われている所に4本の幼木が仲良く並んでいます。右からイロハモミジ、ソヨゴ、ヤマウルシ、そしてアカメガシワです。どうやってこの場所にたどり着いたのでしょうか?植物たちのドラマに想いを馳せてみます。イロハモミジはプロペラのような種が風に乗ってクルクルと回りながらここに着地したのでしょう。あとの3本は鳥がどこかで果実を食べてここで糞をした中に種が入っていてここで発芽しました。止まりやすい所なのかな?どんな鳥かな?1羽かな?いつ来たんだろう?妄想は広がります。
イロハモミジ
イロハモミジは緑と黄色と赤とグラデーションになって、とても美しくなります。光を透かしてみるとより一層キレイに見えるんではないでしょうか。
ハナノキ
ハナノキは日本の固有種で自生地は木曽川流域の山間湿地です。場所によっては天然記念物に指定されています。近年は街路樹や公園に植栽されるようになりました。百年公園でも植栽されたハナノキを見ることができます。春に赤い花をつけ、秋は赤く紅葉しています。
尾根道を歩くと
山の上の道では果実を食べていただきました。日本のブルーベリーと言われるナツハゼ、枝いっぱいに実を付けていたシャシャンボ!見た目黒くて目立たなくて美味しそうには見えないのですが、食べるとびっくり「おいし~い!イケる~!」。見た目がいかにもかわいいソヨゴにもチャレンジです。「ペッ、ペッ!まず~ッ!!」いい経験ということで・・・。