ふれあいの森自然学校 活動報告

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新年度 「みのまるかじり講座」・・・上から目線で森を見ようin138タワー公園 4月22日

2018-04-24 09:55:51 | みのまるかじり講座

今年度も昨年同様 ものまるかじり講座が始まりました。第一回目は「上から目線で森を見てみよう」ということで 国営木曽三川公園138タワーパークの散策会です。4月22日天気にも恵まれ、少々暑日でしたが風に吹かれ気持ちよく出発しました。

                ツインアーチとお花畑


ツインアーチは見慣れているけどここに来たのは初めて」と言う方も多かった様です。ポピーやハゼリソウ、カモミールなどは咲き始めたばかりでした。今日の青空と同じ色のネモフィラは満開です。英名べビーブルーアイズ、ピッタリです。白い花のカモミールは「大地のリンゴ」と言われ、ほんのりとリンゴの甘い香りがします。また「植物のお医者さん」とも言われ、弱った植物の近くに植えると元気を取り戻すそうです。

                     私たちも花です


モミジバフウです。花は雄蕊と雌蕊があれば立派な花です。モミジバフウの花は虫や鳥を誘うための、華やかな色や香りにエネルギーを使うことを選ばず、花粉をたくさん作ることにエネルギーを使い、風に花粉を運んでもらうことを選んだのです。上を向いているのが雄花、垂れ下がっているのが雌花です。たくさんの雄蕊、雌蕊が球状に集まっています。雄花は花粉を散布すると役目を終え落ちてしまいます。雌花は受粉してそのまま木に残ります。

                   樹冠回廊


地上6メートルの高さです。高木の木肌、葉、花、実をより身近に観察することができました。エノキは小さい実がいっぱい、ムクノキは雄花がたくさん、雌花は、虫眼鏡で見なければわからないぐらい小さな花でした。

                   樹冠


樹木が太陽の光を受けるため幹状の上に作る枝や葉が茂っている部分のことです。葉がたくさん茂っていると地面に光が届かず、陰になってしまいます。足元の明るい部分は、葉もまだ茂る余地がありそうです。

                     公園の主?


江戸ではお彼岸の頃に花が咲くのでエドヒガンと名がついたそうです。長寿の桜で、根尾のウスズミザクラは1500年のエドヒガンです。ソメイヨシノは、エドヒガンとオオシマザクラが父と母です。

                    探し物はなんですか?

 

ここにはカラスノエンドウ、スズメノエンドウ、カスマグサの三種類のノエンドウがあります。花や葉の大きさや数だけで、この三種類のノエンドウを探しました。参加された方からは「初めてカラスノエンドウとスズメノエンドウ、カスマグサが解かりました。」との感想をいただきました。

他に、ニオイヒバ、ハマナス、トウヒ、ジューンベリー、ハナノキ、水辺のビオトープなど見どころいっぱいです。

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