思惟石

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『本所おけら長屋』読みやすい〜

2021-10-27 10:45:38 | 日記
『本所おけら長屋』
畠山健二
文庫書き下ろしの時代小説シリーズもので、
17巻まで刊行されているようです。
すごいな。
とりあえず1巻を読んでみた。

貧乏長屋を舞台にした、人情小噺ですね。
落語っぽいなあと思ったら、
そういうテイストが売りのシリーズらしいです。
結構好きだ。

長屋の住人はみんな個性があって良い感じ。
特に、地の文で「危険な目に遭おうが、死のうが、
だれからも心配されない二人だ」と紹介されている
(ひどい扱いだな笑)「万松」コンビこと、
万造と松吉の二人が良い。
落語の熊さん八っつぁんっぽくて良い味だしています。
突っ込まなくていい場所に首を突っ込み、
火がないところでボヤを起こすタイプ。
江戸っ子ですねえ。

著者は漫才の台本を書いている演芸作家でもあるらしい。
なるほど〜。

オヤツ感覚で、仕事の合間や家事の息抜きに読みたい感じ。
あっとういう間に既刊分を読了しそうだ。
コメント
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