東仙波を超えて、やっと和名倉山と思われる山頂が見えてきました。
ここからしばらくは標高差50mくらいのアップダウンが続く雑木林歩きですが、ほぼ踏み跡なし。目印テープを探しながら歩き続けます。
まぁ何となく左前方に道は続いていそうだ、とわかるので、それほど苦労はせず進んでいきます。
ちょっとした急登の途中に標識:川又分岐を発見。ゴールまで残り1.1kmです。
文字の書き方が逆だけど…。そんなに古い時の看板ではないよね?
9:30 9.2km地点の二瀬分岐到着。秩父方面からこの山に来る時の合流地点です。
ここでまさかの登山者に遭遇。お互いに後にも先にも出会った登山者は自分たちだけ。しかもこの分岐点で同時に到着。
こちらは約3時間・相手の方は約5時間歩いて同時に到着って出来すぎじゃないの?久しぶりに山での奇跡を感じた時でした。
残り500mくらいの山頂までの道はまた植生が変わって、まるで黄金の草原のようでした。
実際は写真よりももっと黄色かった印象です。
残り100m地点。苔むした森の中に再び突入です。
間もなく山頂という場所。この山頂周辺も植生が全く違っていて、秘境というか別世界に来た気がしました。
9:48 10km地点 二百名山19座目 和名倉山(白石山) 標高2036mに到着しました。ここまで3時間10分でした。惜しかったな~。
本当に全く展望がない場所でしたが、思い返すと変化に富んだ良い山でした。
3分ほど遅れてお会いした方と山頂で合流。いろいろな意味でハラハラドキドキだった道のりで、人に会えてホッとできた瞬間でした。
約5分ほどで下山開始。帰り目標は総タイム6時間切りを目指します。
帰りの東仙波への稜線。
西仙波~山ノ神土へ続く稜線。アルプスのような風景で絶景でした。
12:38 20km地点 民宿みはらしに戻ってきました。タイムは5時間58分とギリギリ6時間切る事が出来ました。
民宿に寄って駐車料500円を支払ったら、逆にお菓子をお茶をご馳走になってしまいました。ありがとうございました。
この三ノ瀬地区の事やここで泊まった陽希さんのお話など、30分ほどのんびりしてから帰りました。
さて、そろそろ年末に向けて準備をしていく時期ですが、今年はどうしようか…。
そして完全制覇するのは難しいと思いますが、冬期間は2百名山をメインにつぶしていきたいと思います。