源氏物語と宇治茶で知られる宇治市では、この季節に宇治川畔などにある桜や榎などの落葉高木に
着生しているヤドリギが多く見られます。
ヤドリギは半寄生性の常緑樹で、宿主の木が落葉した後にも葉は緑を保っているため、冬になると
俄かに存在が目立ってきます。
ヤドリギ <ヤドリギ科 ヤドリギ属>
よく見ると、この一株は果実を付けている様です。約6㎜ほどの小さな果実で、果肉は強い粘性を持つ液果
で中に一つの種子があります。
果実を鳥が食べた後、種子は糞に混じって体外に排出されますが、この時果肉に含まれる粘液によって他の木に
付着し、そこから寄生根を出して幹に食い込ませ再び着生します。
自分以外の木に寄生して、そこから水分と養分を採る吸血鬼の様な植物ですが
ヨーロッパでは、クリスマスの飾りに使われる縁起物で、ヤドリギの木の下では誰にでもキスをしてかまわない
という風習が有り、これを「ヤドリギの下のキス」と呼んでいるそうです。
着生しているヤドリギが多く見られます。
ヤドリギは半寄生性の常緑樹で、宿主の木が落葉した後にも葉は緑を保っているため、冬になると
俄かに存在が目立ってきます。
ヤドリギ <ヤドリギ科 ヤドリギ属>
よく見ると、この一株は果実を付けている様です。約6㎜ほどの小さな果実で、果肉は強い粘性を持つ液果
で中に一つの種子があります。
果実を鳥が食べた後、種子は糞に混じって体外に排出されますが、この時果肉に含まれる粘液によって他の木に
付着し、そこから寄生根を出して幹に食い込ませ再び着生します。
自分以外の木に寄生して、そこから水分と養分を採る吸血鬼の様な植物ですが
ヨーロッパでは、クリスマスの飾りに使われる縁起物で、ヤドリギの木の下では誰にでもキスをしてかまわない
という風習が有り、これを「ヤドリギの下のキス」と呼んでいるそうです。
このコメントを書き上げ、投稿できる頃は、きっと大晦日に変わっていることでしょう
この1年本当にありがとうございました
何気なく読んだ「やまぼうし」の記事
やまぼうしの名前の由来を知って、まさに眼から鱗の驚き
そんなことから始まった、私とやまぼうし様のブログを通してのお付き合い、
時々コメントを頂き、大変感謝いたしております
これまであまり植物に興味がなかった私でしたが、
やまぼうし様から大いに勉学の大切さを承りまして、少しずつですが、
野山の植物の生態の神秘さのようなものを見つけ出せるようになってきました
一昨日、山形県の朝日連峰の主峰、大朝日岳で稜線を歩いていた登山者が、強風にあおられ、400m滑落し、遭難死しました。
この遭難の原因はやはり私のブログで紹介しましたように、3日続いた悪天候にありました
悪天候にもかかわらず引き返す勇気がなかった、無謀な登山としかいいようがありません
いつか、やまぼうし様が、予報を聞き、槍ヶ岳?の山頂を前にして、あえて引き返した勇気を思い出しました
やまぼうし様が、夏山登山で、あえて引き返す決断をしたことこそ、まさに本当の意味で勇気ある行動といえるのでしょう
来年も何度か登山を計画されることでしょうが、決して無理をなさらず、楽しい登山で終わるようにして下さい
2009年、やがて来る新しい年、やまぼうし様、ご家族の皆々様にとって、佳き1年でありますことをご祈念申し上げます