山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)

2009-10-09 20:02:39 | 昆虫
♀の前翅の爪(ツマ)先が黒いことからツマグロヒョウモンと呼ばれます。

年一回6~10月に発生し、特に秋型と呼ばれるものはありませんが、発生時期により、初夏には♂が

多く、秋になると♀が多く見られるようになります。

南方系の蝶で、主に西日本を中心に分布しますが、温暖化の影響からか

最近では関東でも普通に見られるようです。成虫は越冬できず、幼虫が越冬します。


ツマグロヒョウモン<タテハチョウ科 ヒョウモンチョウ族>



前翅の爪(ツマ)先が黒くなっている♀の個体です。


こちらは♂の個体、同じ種類の蝶とは思えない模様で、ヒョウモンチョウに似ていますが
黒い斑紋が小さくて疎らなので見分けられます。
コメント
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