山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

紅葉の焼岳(新中の湯コース)~後編

2009-10-06 21:46:03 | 登山記録
標高2000㍍の森林限界を過ぎると、笹の斜面が左の稜線まで続いています

この付近はナナカマドの赤い葉と、ダケカンバの黄色い葉、それに笹の緑が入り混じり

まるで巨大な花壇を見るような景色を作りだしています




笹藪のあちこちにシラタマノキ<ツツジ科 シラタマノキ属>の可愛い果実が見られます。

実を潰すとサロメチールに似た香りがするそうです。



こちらはアカモノ<ツツジ科 シラタマノキ属> この実は食べられます。



笹に覆われた斜面が終わると、岩がゴロゴロしている斜面をコルを目指してジグザグに登って行きます。



南峰と北峰のコルに到着、噴煙が目の前に迫ります。




南峰と北峰の中間には、小さな火口湖があります



北峰頂上へのルートは、岩壁の基部を右に巻きます。トラバースに慎重さが要求される難所



直下から見上げた北峰頂上部




頂上に出る直前、ルートのすぐ横に硫黄を含んだ水蒸気が噴出しています。

改めて活火山に登っているのが実感できます



焼岳北峰の頂上に着きました。お天気に恵まれた性もあって多くの登山者で賑わっています。

吊尾根をバックにを撮っていただきました。



頂上からの眺めは最高! 目の高さに北アルプスの名峰がズラリと並びます

笠ケ岳、岐阜県の最高峰です。


抜戸岳です


槍ケ岳、北アルプスの盟主と呼ばれる山


左から、西穂高岳・ジャンダルム・奥穂高岳


前穂高岳です


眼下には上高地が見えています

コメント (4)
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