山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

カマツカ(鎌柄)

2009-05-14 06:40:23 | 被子植物離弁花

初夏の山では、よく似た小さな白い花が色々咲いています。

どれも同じ花に見えますが、花や葉の形の違いを丁寧に見ながら

微妙な違いを探していくのも植物観察の楽しみの一つです。

今日はそんな花の一つ、カマツカを見てみます。

バラ科の木で、あまり太くならず鎌の柄位なら使えるというのが名前の由来、

別名をウシコロシといいますが、これは材が粘り強く、牛の鼻輪を作るのに適している

ことから付けられた名前です。

葉は少し硬く、パリッとした感じで先端部に近い所から細くなります。

この花も秋には赤い実を付けますが、食べても味はあまりよくありません。



カマツカ<バラ科 カマツカ属>  別名ウシコロシ、ケナシウシコロシ


コメント
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