山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

ヤマボウシ(山法師)

2009-05-17 15:35:58 | 被子植物離弁花

街で華やかに咲き乱れるハナミズキが咲き終わるころ、この花は山の中でひっそりと咲きます。

外見上の華美さではハナミズキに一歩譲るものの、貴族的な落ち着いた雰囲気と、独特の気品は捨てがたいものです。


この白く花弁の様に見えているのは総苞弁で、花はその中心部に20~30個の小さな花が集まり球形の

頭状花序を付けます。また果実は集合果で、10月頃に赤く熟し食べられます。

また総苞弁が淡紅色をした品種もあり、こちらはベニヤマボウシと呼んでいます。


ヤマボウシ<ミズキ科 ミズキ属> 別名ヤマグワ






コメント (4)
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