「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

だから言ったのに

2010-09-15 23:32:00 | 日記
今日は「だから言ったのに」という展開があった。
数日前から問題にしている所の安全運転取組に関してである。
この事態を受けて措置要求書をさらに手直しすることとなり、先ほどようやく書き上がったが、明日の晩もう一度見直してチェックし明後日発送だ。
結局全9ページに膨れ上がったが、今日何があったかを改めてここに書くのは非効率なので、その要求書に記載した当該部分(半ページ相当)を文末に示しておくが、それにしても今の県はやることが稚拙だ。

稚拙さは、例の空港と浜松駅を結ぶバスの継続(http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/636.html)もしかり。
今日のNHKで報道された継続の理由であるが、「県は「西部地区の県民に空港を利用してもらうためにはバスの運行を続けることが必要だ」としています」(NHK)、というのはどういうことか。
「空港を利用してもらうため」と枕詞をつければ税金投入に何でもありというに等しい。
7月と8月の運行だけで運行コストの赤字分1100万円をバス会社に補填するというのにこの見識とは、呆れるばかりのお役所感覚だ。
さて、冒頭の内容に関してであるが、以下のとおり。
さすがにばつが悪いのか今日は2階フロアに一度も降りてこなかったが、まだ継続するという以上、放置はできない。

<以下、措置要求書案抜粋>
「なお、この要求書がほぼ書き終わった9月14日の翌日に、今般の加重な取組にもかかわらず交通事案(事故又は交通違反)が所内で再発したとのことで、運転に当たってはさらなる注意をと所内職員に伝達された。
人事課監察班の回答の中で「今回の依頼の趣獅ヘ、昨年度、同一の所属で、複数回、公用車事故が発生する例が多くみられたことから、公用車運転時の意識啓発の一つの手法として、公用車運転前に、職員に安全運転に関する宣言の記入を行うとしたものです。」と述べているが、単に初発の職員と同じ職場にいるから事故が起きやすいと考えること自体が非科学的・非論理的な愚考であって、同一の所属で複数回発生した原因と意識啓発の存否を結び付ける根拠もない。
むしろ、運転手の年齢層や公用車使用頻度、地域性など他の共通要因の分析を行った上でその要因に対して具体的対策をとるべきであって、「取り組んでますよ」というアリバイづくりのようなパフォーマンス的取組は、かえって、取組に協力して事故が起きたら仕方ないという職員への免罪符を与えるだけとの私が所の総務課長に忠告したとおりの現実となったわけであり、もう少し真面目に考えた取組を行ってもらいたい。」