帰国

無事に成田に帰国しましたが、出国時には考えられなかった原発の事態はニュークリア―クライシスとして海外でも常にトップニュースでした。
そのためか、渡航中はお会いした海外の方々からお悔やみとお見舞いの言葉をいただきました。
しかし、海外においては極めて情報が限られ、今日本各地がどうなっているのかというタイムリーな状況は不明で帰国して物資の不足や計画停電などの実情を知りました。
いまだ原子炉の危機的状況が続く中ですのでさらなる状況把握と今後の国の在り方への思索に努めるため引き続き当分の間(県議選終了の10日まで)、執筆を休止させていただきます。

追記：以下のコメント欄に原発に関する参考リンクを掲載しました。

----------- 休 止 中 -----------

3月12日から3月24日まで、旅行中のためネット関係の更新等（メール送受信含む）休止します。
なお、13～23日の間はほとんどの地域でローミングエリア外のため携帯電話による連絡もほぼ不可能です。

年度最後の開示請求

昨夜送信するつもりが今朝になってしまいましたが、以下のとおり２件の県への公文書開示請求を行いましたので報告します。
（一部予告よりも対象を絞りました）
＜１件目＞
以下の平成２３年度事務事業に係る予算調書類（事業概要、事業概要等の説明資料等予算査定根拠書類）。

・ふじのくに海外誘客推進事業費　9,020万円
・空港アクセスバス運行事業費　9,300万円
・空港企画推進事業費　1,410万円
・富士山静岡空港交流拡大推進事業費　2,340万円
・空港利活用促進支援事業費　4億5,096万円
・空港広報活動推進事業費　1,100万円
・空港ティーガーデンシティー構想推進事業費　2億2,540万円
・空港管理運営事業費　5億6,000万円
・空港行政費　3,838万1千円
・富士山静岡空港利便性向上事業費　6,922万2千円
・航空保安関係事業費　4,050万円
・ターミナル地区西側整備事業費　2億8,000万円
・空港周辺部環境整備事業費　7,500万円
・隣接地域振興事業費助成　3億7,800万円
・空港周辺部環境保全対策事業費　1億260万円
・富士山静岡空港周辺部緊急森林保全等事業費　6,280万円
・日中青年代表交流発展事業費　420万円
・地域外交展開事業費　7,650万円
・国際化総合推進費　835万7千円
・海外駐在員事務所運営費　1億3,660万1千円
・静岡ゴールデンサッカーアカデミー開催事業費　1,500万円
・ふじのくに戦略的物流推進事業　3,100万円
・重点広報推進費　9,200万円

＜２件目＞
平成22年度富士山静岡空港地域経済波及効果分析業務に関係して、平成22年12月24日付け国空第101号の開示対象文書の特定以降に受託者との間で提供、収受又は締結(変更契約等)された文書（電子データ含む）のすべて。

GNH

旅支度もほぼ整い、後は週末の出発の日を待つばかりとなった。
ここに書くのも11日が最後となるだろう。

さて、最近の中東での革命的な民主化への動きとは対照的に王が自ら王位を放棄し民主化を選んだ国がある。
「国民総幸福量は国民総生産量よりも重要である」との国王の発言でＧＮＨ（国民総幸福量）という概念を提唱したブータンである。
今回の旅行のメインの渡航先であるが、提唱から３０年経過した現在、この国も電気ばかりか携帯電話も普及し始めインフラ整備による近代的経済活動の波がかつてのＧＮＨとは異なる価値軸を国民が持ち始めているようであり、どのような状況となっているのか興味深く楽しみにしている。
今や、日本、そして静岡県もまた「経済波及効果」「ＧＤＰ」などという経済活動量の多寡に目を向け続ける中にあって、その反動のように若年層の雇用難や高齢者や弱者の生活の困窮が拡大している。
ＧＮＨ研究所の平山氏が「個人にとって不幸な出来事（事故、病気、防犯対策等）も経済活動としての支出があればＧＮＰはプラスにカウントしてしまう」というとおり、税金を投じての無駄遣いもまた個人を不幸・犠牲にしても経済活動量（経済波及効果、ＧＤＰ、ＧＮＰなど）を増加させるとして肯定されているのが今のこの国・県の在り方だ。
そういう意味でＧＮＨはＧＤＰ・ＧＮＰのアンチテーゼの一つであるが、どちらもが矛盾を抱えているならばその止揚が必要だ。

国民にとってどのような国が理想なのか、そのためにどのような国づくりをしていくのか、そのことを政治家は語らねばならない。
それが行政（役人）との違いだ。
川勝平太は文化、文化、というがその先に何があるのか見えてこない。
まして、他国との友好訪問などもまた県民生活（雇用、医療、福祉など）の犠牲の上に置くべき意味が不明である。真剣さを欠きおろそかにしていれば、その結果もそれなりとなるのは必然だ。

政権が代わっても期待できないという国民のあきらめの根底にあるものに気づき、よりよき未来への希望を語れるリーダーはいずこにあらん。

あと４日

今年度の活動も実質あと４日程度となります。
国政の混乱が他国の出来事のように県政ではぬるま湯の県議会が１０日には閉会しますが、県予算成立を受け、以下のとおり１０日夜に公文書開示請求を行い翌年度当初の活動につなげたいと思います。
いつの日か大阪などの情報公開先進県のように本県でも予算編成過程の情報がいちいち開示請求しなくてもだれでも見られるようになることをかすかに夢見て・・・
以下の平成２３年度事務事業に係る予算調書類（事業概要、事業概要等の説明資料等予算査定根拠書類）。

・ふじのくに海外誘客推進事業費
・空港アクセスバス運行事業費
・空港企画推進事業費
・富士山静岡空港交流拡大推進事業費
・空港利活用促進支援事業費
・空港広報活動推進事業費
・空港ティーガーデンシティー構想推進事業費
・空港アクセス道路整備事業費
・空港管理運営事業費
・空港行政費
・富士山静岡空港利便性向上事業費
・航空保安関係事業費
・ターミナル地区西側整備事業費
・空港灯火電源高質化事業費
・空港周辺部環境整備事業費
・隣接地域振興事業費助成
・空港周辺部環境保全対策事業費
・富士山静岡空港周辺部緊急森林保全等事業費
・日中青年代表交流発展事業費
・地域外交展開事業費
・国際化総合推進費
・海外駐在員事務所運営費
・静岡ゴールデンサッカーアカデミー開催事業費
・ふじのくに戦略的物流推進事業
・重点広報推進費