「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

北朝鮮化?4年後に富士山の日取組への県民参加率100%を目指す県庁

2010-09-21 20:01:00 | ノンジャンル
浮「時代になってきた。
安心社会とは程遠い。
事実上絶対的な権力を持つ検察(大阪地検の主任検事)が証拠の改ざん(FDの日付の書換え)をし、無実の者を犯人に仕立て上げようとしたというのだから恐ろしい。
ドラマや映画のフィクションが現実化したような大不祥事だ。
大阪といえば思い出すのが、現役の三井環大阪高検公安部長がテレ朝の取材に応じ、実名で検察上層部の組織ぐるみの「活動調査費横領疑惑」について内部告発しようとしていたその日に少額の微罪で逮捕、拘留し口封じした事件だが、結局はこの疑惑をうやむやにしてきたことによる組織体質の腐敗が減員なのではないのだろうか。
何をしても許されるというおごりと安心感が構成員をも腐敗させたのだろう。
さて、今日の読売新聞に載った「県がバラ色行政案」の記事であるが、中身を見てあぜんとした。
2010年から最初の4年間の目標である基本計画の目標に、「富士山の日」の趣獅ノ沿った取組に県民の100%が参加、というのは自由主義国家の下ではあり得ない数字だ。
北朝鮮の選挙の投票率がほぼ100%近いそうだが、義務でもない行事の参加に100%とは・・・
権力があれば何をしても許されるとでも思っているのか、北朝鮮のように県民を使ったマスゲームでもしたいのかわからないが、とてもじゃないが理解しがたい。

他にもありえない数字が並ぶ。
合計特殊出生率が現在1.43のものが10年後には2.0とするのが具体的目標というのも、何の根拠も見えない。
バラ色というよりも願望、願望というよりも夢想だ。
県庁役人はすでに空港で夢想ともいえる需要予測を行いながらも誰も責任を取らずに済むどころか副知事にまで大出世できるという負の「学習」をしてしまった。

組織が腐敗し、その構成員が腐敗するという負の循環はなかなか止まらないということだ。

これら夢想について、県は形式的・手続的に県民に県の募集を行っている。
以下がそのページだが、(ほとんど無意味なので)暇な人は、県の夢想とその具体策のかい離具合を見て感想でも出してあげてほしい。
http://www2.pref.shizuoka.jp/ALL/shingi.nsf/pc_sosiki/A6924236C2ED74C24925779A002536B8