「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

(無題)

2007-06-29 23:50:07 | 日記
今日は元々残業予定だったのに加え、夕方5時過ぎに発生した事件対応に追われ予定の業務がほとんど完了せず。
来週も多忙な週になりそうだ。

それでも、先ほど、昨日紹介の要求事項に関して必要な対応を県が行っているかを確認するための公文書開示請求をインターネットで行ったところであるが、さすがに今日は疲れた。
明日は上京の予定のため今日はここまで。おやすみなさい。皆様良い週末を。

(無題)

2007-06-28 23:23:28 | 日記
6月20日のブログに記載の質問に対する回答及び6月18日に行った要求事項に対する回答がコンプライアンス意見交換会の際に総務課長からあった。
20日の方の回答であるが、前段部分には正面から向き合わずに後半部分に対して、「関係出先機関」においては、適宜の所管部局テーマでよいとの回答であった。
要するに前段部分については反論・否認できる根拠がないということである。
よって、現行の要綱上は、部局コンプライアンス推進責任者は出先機関職員のコンプライアンスの責任者ではないことが明らかになった。
また、健康福祉センター職員が厚生部職員でないことも明らかとなった。

次に、6月18日に行った要求事項(匿名メールによる要望もあった労働基準法37条に関する問題である)に対する回答であるが、資料として添付した基準に沿った調査を怠っており、調査結果を踏まえて再検討するように差し戻したところであり、さらに要綱・基準・指針の趣獅ノそわないと思われるいくつかの疑問箇所もあるため、民間企業への指導の実態等を踏まえ、場合によっては労働基準監督機関である人事委員会に実態調査を求めることも含め法令遵守に向けた監視の強化を行うこととしている。これについては、一定の結論が出た段階での公表としたい。

さて、以前に当ブログで触れた県のホームページの出先機関名称誤用問題と事務事業情報非公開問題であるが、未だ改善されていない機関もあるため、7月7日現在未改善のお粗末行政機関として一覧にし機関名称と所属長名を公開することとした。本体ホームページのトップ画面で公開したい。

(無題)

2007-06-26 23:59:55 | 日記
遅くまでの残業続きで書けない日が続きますが、今日の毎日新聞の医師数全国39位と当ブログの41位との違いの問い合わせの件について、この場でお答えしておきます。
当方の出典は
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/ishi/04/tou13.html
で、人口10万人対医師数41位(174.9人)で間違いありません。
04年12月現在というのは双方同じなので、あちらの数字がなぜ違うのかは当方は関知しておりませんのであしからず御了承ください。

未成熟な民主主義

2007-06-24 00:17:56 | 日記
多数決イコール民主主義イコール正義という短絡的論理がまかり通っている。
良識の府といわれた参議院でさえ十分な討議もなしに多数決による採決を強行を繰り返すばかりで、多数を占めればどのような法律でも通せるという数の権力が理性や論理や良識といった価値観を凌駕している。
何ゆえ多数決が正当化されるのか。
何ゆえ民主主義が正当化されるのか。
原点が忘れ去られている。
日本国憲法を始め、先進国の近代憲法はいずれも立憲主義に立脚している。
立憲主義は、個人の尊厳のために国家権力を制限することを目的とする原理だ。
それゆえ、治者と被治者との自同性・同一性を求める民主主義の原理は少数意見の尊重を求める自由主義の原理と止揚され自由主義的民主主義でなければ正当性を有しない。
多数決の原理も、自由な討議を十分尽すという審議の原理が前提となってこそ立憲主義憲法の下での正当性を有するのであって、単純な多数決には何らの正当性の根拠もない。さらに、国会における単純な多数決は、討議の過程の公開を通じて国民の自律的政治参加を担保する会議公開の趣獅ノも反する。
にもかかわらず、当然の権利行使であるかのように強行採決が繰り返される様は、金が力だとばかりに強引な企業買収を企図したライブドアを思い出させる。
数の力、金の力、権力の力、もはや誰もこの横暴に抗うことはできないのか。
幼少のころ教わったモラル・価値観は無力なのか。
現実の社会は学校の授業や教科書よりも教育の手本となる。
古い価値観にとらわれていては負け組になると学んだ親たちは学校への反逆をはじめている。
道徳教育をと言ったところで手本となる現実社会がこのありさまでは何をかいわんやだ。
未熟で不誠実な政治家・行政、道徳なき経営者、自立できない裁判所、無関心な多くの国民、・・・
我々は今どこに正義の姿を見たらよいのだろう。

県民不在

2007-06-21 23:33:35 | 日記
暑い日が続いている。
そんな中、今日は執務室内でネクタイを締めた暑苦しい職員組合幹部が勤務時間内というのに演説をうって、よりうっとうしい。
県民にも軽装で来庁をと県が宣伝している中で、なんでも反対姿勢の職員組合といってもクールビズにまで反対することはないだろうに。

まだ、冷房の入る時期でもないので、来庁者もつらそうだ。
特に私のところに来る来庁者は高齢の方で体の不自由な方が多いため、やっと着いたところで頭だけが顔を出すほどの高さのカウンター越しに見下ろすように対応しなければならないのは切ない。
県には昨年改善を要望したものの全くの建前答弁のみで、弱い立場のものには税金を使わない姿勢が明確だ。
http://www2.ocn.ne.jp/~sizuoka1/qu5.html
一方で、大型箱物施設のエコパでは県のユニバーサルデザインを誇示するために贅沢設備に税金が惜しげなく投じられている。
http://damepo-tour.net/shizuoka/shizuoka01-2.htm
結局は、ユニバーサルデザインといっても、静岡県では当初の理念はお構いなしに、県の宣伝に利用できるか、という視点でしか取り組んでいないということだ。
このことは、県からの電話でもはっきりしている。
県から電話すると標準は「非通知」だ。
いまどき携帯に電話して非通知だと出てもらえない。
そこで「186」をつけて電話すると、今度は鰍ッた所の電話番号が通知されないというシステムになっている。経費節減のためというが、県民からの苦情も寄せられている。

県は、
「県庁では、通常の通話については電話番号を非通知としています。しかし、ナンバーリクエスト(非通知電話を取り次がないサービス)に加入されている相手先には、ダイヤルする際に「186」を最初に押し、番号を通知しています。この際、表示される番号は全く関係のない部署の電話番号となるため、職員には、県庁の電話番号表示に関する仕組みについて周知していますが、相手先に名前や連絡先を正確に伝え、県民の皆様にご迷惑をお鰍ッすることのないよう、今後も周知徹底を図ってまいります。」
などと回答しているが、相手先が留守番電話にしていることが前提となっている。
全く自分勝手。
これで、ユニバーサルデザインか?県民本位か?

多額の税金を投じての広報で大本営発表が県民を洗脳する中で、こうして現実を語り伝えることでささやかな抵抗をしている今日このごろである。