県が事業仕分けした101事業(103件)532億1632万円について、「31億8千万円削減」との成果を強調する大見出しが躍った。
しかしこれは、やはり役人の誤魔化し数字だった。
仕組みはこうだ。
例えば101事業の中の1事業1億円を廃止し、ほぼ同じ内容で名前を変えた102番目の1事業8千万円を新設しても、仕分け成果の削減はあくまで1億円とするという計算で前記約32億の成果を出しているのである。
具体例に見れば、県は
エアメ[トセールス推進事業費2900万円と空港需要拡大事業費2900万円、合わせて5800万円を廃止するとしているが、代わりに新規事業として「富士山静岡空港交流拡大推進事業費」という名前で4930万円を予算要求している。
実質は870万円削減のはずが、5800万円削減という成果になっているのである。
空港について付言すれば、廃止しない空港利活用促進支援事業費4億7300万円は来年度も4億2300万円を引き続き予算要求している。もちろんこれは空港維持費とは別という考え方で赤字額には計上されないという欺瞞も相変わらずだ。
こういう看板の鰍ッ替えというべき手法は実は今に始まったものではない。
石川県政時代も行革の成果である事業廃止数の実績を上げるため補助事業を数年で廃止し、同時に、名前を変え時にメニュー化したりして統合補助金化するなど、いったん味を占めた利権の構造は脈々と維持され続けてきたのである。
だからこそ、需要拡大名目で行われる富士山静岡空港利用促進協議会への補助金http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/503.htmlも同協議会存続のためには止められないのだ。
空港部廃止で隠ぺいの体質が変わるなんていうのが夢のまた夢ということが分かろう。
体質というのは部だけのものではないし、簡単に変わるようなやわなものではない。
石川県政でしみついた欺瞞の役人体質は何も変わっていないと断言する。
しかしこれは、やはり役人の誤魔化し数字だった。
仕組みはこうだ。
例えば101事業の中の1事業1億円を廃止し、ほぼ同じ内容で名前を変えた102番目の1事業8千万円を新設しても、仕分け成果の削減はあくまで1億円とするという計算で前記約32億の成果を出しているのである。
具体例に見れば、県は
エアメ[トセールス推進事業費2900万円と空港需要拡大事業費2900万円、合わせて5800万円を廃止するとしているが、代わりに新規事業として「富士山静岡空港交流拡大推進事業費」という名前で4930万円を予算要求している。
実質は870万円削減のはずが、5800万円削減という成果になっているのである。
空港について付言すれば、廃止しない空港利活用促進支援事業費4億7300万円は来年度も4億2300万円を引き続き予算要求している。もちろんこれは空港維持費とは別という考え方で赤字額には計上されないという欺瞞も相変わらずだ。
こういう看板の鰍ッ替えというべき手法は実は今に始まったものではない。
石川県政時代も行革の成果である事業廃止数の実績を上げるため補助事業を数年で廃止し、同時に、名前を変え時にメニュー化したりして統合補助金化するなど、いったん味を占めた利権の構造は脈々と維持され続けてきたのである。
だからこそ、需要拡大名目で行われる富士山静岡空港利用促進協議会への補助金http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/503.htmlも同協議会存続のためには止められないのだ。
空港部廃止で隠ぺいの体質が変わるなんていうのが夢のまた夢ということが分かろう。
体質というのは部だけのものではないし、簡単に変わるようなやわなものではない。
石川県政でしみついた欺瞞の役人体質は何も変わっていないと断言する。