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「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

深根城址の枝垂れ桜

2025-03-31 19:22:27 | 日記
いつもの散歩コースからちょっと外れるものの、そろそろ見頃かと深根城址(市の指定文化財ですが公共の土地ではなくあくまで私有地で民家もありますので御注意を!)に桜を見に行ってきました。
寒かったけど、まさに見頃でした。










浜松ドーム球場(篠原地区新野球場)問題で県が公表していなかった資料(その2)

2025-03-25 10:02:59 | 川勝後の静岡県政
(その1)のつづきです。
今回は2回の民間事業者等からの調査による結果箇所からの抜粋となります。

第1回調査から抜粋:


(※以下、再掲部分あり)





第2回調査から抜粋:




浜松ドーム球場(篠原地区新野球場)問題で県が公表していなかった資料(その1)

2025-03-25 09:34:41 | 川勝後の静岡県政
先の県議会で存在が明らかになった、静岡県が(川勝知事時代に)委託した調査結果を入手したので、その主要な部分(抜粋)を公開します。























※これ以降のページはVFM算定による民間委託等の導入可能性に係る評価であり、公直営ではなく民間事業者に委ねよという結論は野球場の規模にかかわらず同じなので省略。

下田市事務方、避難所足りず屋外での避難生活念頭にテントなど整備を進めたい

2025-03-12 07:21:45 | 下田市政
下田市において、想定される発災初日の避難人数7,840人に対して避難所の想定収容人数が3,935人しかないことが市議会3月定例会で明らかになった。
また、想定される死者の人数5,120人に対して収用場所が確保されているのは90人しかないことや全壊家屋に対する仮設住宅必要数451戸に対し確保用地が374戸分であることも判明した。

もっとも、伊豆半島の急峻な地形の多い下田市にあっては、各地で土砂崩れなどで道路寸断・孤立化が確実視されるため、発災初期にあっては車での移動は困難であり、仮説用地などと違って、一時避難場所や腐敗の進む遺体の収容所はもちろん、緊急救護のためのヘリ離着陸候補地も、できるだけ細分化した孤立想定地区ごとで用意されなければ意味がなく、またこれを全て箱物で用意することも無理があるというものである。

議会で答弁に当たった市の課長は、屋外での避難生活を前提としてテントなどの道具の配備を進めていきたいとしたが、これは遊休農地など未利用地の多い下田市ならではの理にかなった施策だ。
先進国らしくないと非難される体育館での雑魚寝避難生活と違い、テント生活はプライバシー対策や感染対策上も推奨されるものだからである。(「TKB48」

現市長(松木正一郎)はこういう地味な手法よりも、下田市だけでなく周辺の町のための防災拠点道の駅整備をなどと税金永年垂れ流しにつながる大型箱物整備にご執心のようだが、発災直後の生活よりも、天城道など主要道路が開通してからようやく機能するような支援拠点を優先する感覚はさすが土建技師出の政治家と後世に語り継がれないよう、地味でも命優先の対策をまずしっかり取り組んで欲しいものである。

下田市道の駅問題の現在

2025-03-09 08:47:32 | 下田市政
下田市は7日、同市の委託を受けた静岡文化芸術大学が策定した「防災機能を併せ持つ道の駅」などの基本計画案を、策定に協力したワークショップ参加者らに示した。
(注:市民への説明はもちろん、周辺住民や計画地内の地権者や耕作者への説明は一切なし)
いわば、地元を知らない学者や学生が作った絵に描いた餅である。
かつて県が同大学に委託した静岡駅から県庁に至る街路づくり案の成果品(絵)を見たが、これと同じで(工法、予算、効果、費用便益分析などは全く考慮していないため)現実離れしておりこのまま実行されることはない代物である。
それがこの、いかにも文化芸術大らしい絵である。
ちなみに、この計画地全体が土砂災害洪水ハザードマップ及び液状化危険度マップ上でともに防災上の問題がある土地になっている(=河川改良、地盤改良、治山など対策にかかる費用が別途生じる)ことや需給見込みに基づく規模算定などはお構いなしのファンタジーらしい絵である。

よって、下田市は今後住民説明会や具体的設計を進めていくそうであるが、現在進行中の別地(ここより上流)での箕作公園造成事業でさえ5年前の元の絵とは全く異なる設計になっており、この絵にいくら税金を使ったかはわからないが大学の授業支援で終わったね、となりそうである。

とはいえ、何らかのものは作る方向で進めてきており、何もできないとはならないとはいえないのが役所というもの。
今後の鍵を握るのは、一に計画に必要な用地を確保できるか(どれだけの地権者が売るか)、二に24時間解放が義務付けられた「道の駅」によって夜間騒音トラブルに悩まされるであろう隣接住民への対策と理解、ということになる。これまでの市の強引な手法をみるとかなり厳しい道が待っていると想像するに難くないだろう。

(ちなみに我が家の水田は1433番地であり売却の意思は全く無いのはこれまでどおりであるが、この絵では右上の縦貫道高架の影に隠れていてはっきりしないものの、位置や規模の適正論点の中で十分収用阻止が可能なような案となっており、また、道の駅が逆側(縦貫道東側)に位置することとなったため夜間騒音の被害は軽減されるとともに現診療所もそのまま維持される計画案となっているなど、あくまで個人的にはであるが一部評価する。ただし、市民として、費用対効果など市の財政的な問題としての是非評価は別である。)

<参考>
一昨年に行われた計画地内農業者へのアンケート結果




液状化危険度(赤:液状化発生の可能性が高い)(黄:液状化発生の可能性がある)

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