竜の郷あれこれ

龍ヶ崎市と周辺の名勝、観光地、行事、身の回りのことなどを写真と文書により紹介します。「気まぐれ写真日記」もご覧下さい。

牛久沼これから

2017-01-12 15:48:01 | 近隣

  牛久沼は、龍ケ崎市の貴重な名所であり、多くの人が訪れている。

  牛久沼は、東谷田川、西谷田川、稲荷川、根古屋川などが合流して

川幅が広がった部分であり、合流した水が谷田川として小貝川に流出し

ている。

  牛久沼は、牛久市、つくば市、つくばみらい市、取手市などに接し

ているが、水面全面及び水辺部分は全て龍ケ崎市に属している。

  しかし、これまで、その価値が十分に生かされているとは思えない。

  下流部分に水辺公園という大きな芝生の公園があるが、国道6号

線から少し外れたところであり、知っている人でないと行くことはない。

  国道を車で通っていると沼の水面がわずかに見えるが、国道沿いに

車を止めて、沼を見ながら一休みができるような場所はなく、通りがかり

人が沼の岸辺で休む機会はほとんどない。

  この貴重な場所がありながら、それを生かすことができないのは、誠

に残念である。

          牛久沼から出る水門を額縁に筑波山が見える。


          水門脇は現在、工事中


  コブハクチョウが30羽くらい定住しており、鵞鳥、鴨、鵜もいる。


       冬、沢山のゆりかもめやオオバンが来ている。


      広々した水辺公園では、ゆりかもめがくつろいでいた。


       国道6号線の下り方向で最初に現れるのは水神屋

   以前、レストランやホテルになっていたが、今や廃屋になっており、

無残で、沼のイメージダウンになっている。


  6号に沿って1kmくらい、約60~70mの幅の草地帯が続く。

この辺りは、うな丼発祥地といわれ、いくつかのうなぎ屋やレストランがあった。

  今やそこにあるのは、一軒のうなぎ屋と和風レストランだけである。


  以前、昭和記念館?といったレストランは、重機の会社の

    資材置き場になっており、一般の人とは縁がない。


   その隣に揚水機場があり、さらに隣にうなぎ屋がある。


  草地帯には護岸があり、沼に面しているが、陥没しているところがあり、

   危険で、草地への立ち入りは禁じられている。


 その草地帯の中央付近に、300mくらいにわたり雑木林のような場所がある。

   しばらく前、バラックの家があって誰かが住んでいたが、今は何もない。


  龍ヶ崎大橋の先の沼側にも300mくらいの草地がある。


 護岸は高さ3~5mくらいの高さのコンクリート製であるが、

 水面に突き出すように前のめりで、いずれ崩れそうである。

       壁際に大きな穴があるところがある。


   護岸を安定化するのは、簡単ではなさそうでコストもかかりそうだ。

   しかし、そこがしっかりしないと開発したり使うことはできない。


  さらに北には、料亭があり営業中であるが、さらに隣のうなぎ屋は、

  今や重機会社のオフイスに変わっている。


  その近くの根古屋川には白鳥家族が住んでいる。


  草地帯の中には、道の駅を造る計画もあるらしいがいつになったら

オープンするのであろうか。

  6号から気軽に入り、くつろげる駐車場付きの公園もぜひ、造って

貰いたいと思う。

  最近、草地にリボン付きの杭が、点々とあるので、何らかの動きが

あるのかも知れない。


  さらに望めるならば、牛久沼を一周するサイクリングロードがあればと

思う。牛久沼のほとりを走り、沼を眺めたり、周辺の景勝地、寺社、名所に

寄ったりして、3時間程度のサイクリングが楽しめればいい。

  牛久沼も、見る角度が変わると、いろいろ楽しめる。また沼からは、

筑波山や富士山も見える。

  現在でも一周できる道はある。しかし、一部、舗装してないところが

1~1.5kmあり、自転車で通りにくい。ごろごろした砕石が敷いてあるが、

ごとごとして、走りにくく、タイヤもパンクしやすい。西谷田川に沿った

堤の上の道で、水辺公園から細見橋までで、取手市に属しているかも知れ

ないところである。

  関係の市の間で協力すれば、いずれの市にとっても、市民が楽しめる

場所を生み出すことができる。そのためには、龍ケ崎市が音頭を取ること

が必要と思われる。

  






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