牛久沼の周辺では、雪が降っても早く解けるので、沼の水の熱容量が大きくて、
周辺も他より暖かいと思っていた。
そのため、これまで牛久沼が凍るのを見た事が無いし、凍る事は無いと思っていた。
しかし、今年は、部分的に、あるいはかなり広範囲に、何度か凍っている。
冷えた日が数日続いた後の風の無い朝が、最も凍りやすいようである。
2月3日朝はそのような条件に当てはまるので、午前6時過ぎに沼へ行ってみた。
それほど厚くはないが、広範囲に凍っているようで、鴨などが、沖の凍っていない
所にかたまっていた。
やがてそこへ一羽の白鳥が飛んできた。
いつものように水面近くになり、着水体勢に入った。
しかし、凍っていたので、そのまま氷上に立ってしまった。
そのうち、氷の上を歩いているときに、薄い氷を踏み抜いて、穴をあけてしまった。
鴨などの小型の鳥は、氷の上にいても踏み抜く事はなかった。
仕掛けておいた漁網を巡るため、船が出たが、氷を割りながらで、なかなか進まなかった。
水から上がった白鳥は、氷の上をヨチヨチ歩いていた。
鳥達は、沖の氷の隙間に、かたまって泳いでいた。
普段と異なる、面白い風景が、いろいろと見られた。
白鳥が歩けるほどの氷が張ったのは、1月5日に続いて、2月3日が二度目のようであるが、
今後も寒い日が続いた朝は、見られるかも知れない。
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