竜の郷あれこれ

龍ヶ崎市と周辺の名勝、観光地、行事、身の回りのことなどを写真と文書により紹介します。「気まぐれ写真日記」もご覧下さい。

棚田風な風景

2008-05-02 14:12:55 | Weblog
  
  国土の狭いわが国では、農地を拡げようとすると耕作には難しいところまで開発せざるを得ない。そのような所として山地の斜面を開墾して畑や水田を開く。

  そのような場合、小規模な田を数多く作らざるを得ない。それぞれ湾曲した畦を境として作るが、水で満たされた景観を上方から見ると、自然と人工が織りなす趣のある模様となる。

  そのような所は「棚田」と呼ばれ、景観が美しい場所には、眺めて楽しんだり、カメラに収めるため多くの人が訪れる。

  一方、わが龍ヶ崎市は起伏の少ない関東平野のまっただ中にあり、農地整理も済んでいるので、一つ一つの田が矩形で広く、棚田地帯とは異なる広々とした光景である。

  しかし、4~5月頃、田植えのために田に水が引き入れられると、風景が一変する。かなり異なるが、斜めから眺めると、なんとなく棚田のように見えなくもない。しかし、そのような景色も稲が育つと、田の境界が分からなくなり、一面の緑の原に変わる。

  田に水が入れられる頃は、地形的に変化の少ない地域にとって季節的な大きな変化である。

  このところ、遠出をしていないので記事が不足しており、身近な出来事を紹介しました。


曇の日の田園地帯




薄い霧の朝


晴天の日




夜明け前


  近くの里山の間の水田では、別の雰囲気の風景が見えるが、狭くてもちゃんと農地整理が行われていて、矩形になっている。




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