竜の郷あれこれ

龍ヶ崎市と周辺の名勝、観光地、行事、身の回りのことなどを写真と文書により紹介します。「気まぐれ写真日記」もご覧下さい。

牛久シャトー

2006-08-04 07:38:18 | Weblog
 今から40年位前、東京に住んでいた頃、茨城といえば筑波山と水戸の偕楽園ぐらいしか知らなかった。そのような時、牛久といえばなぜか「牛久シャトー」という言葉が思い起こされた。

 それまでに行ったこともなければ、詳しく聞いたこともなく、なぜそれが出てくるのかわからなかった。言葉として覚えやすい響きを持っていたのかも知れない。

 茨城に移り住んで27年になるが、初めの頃、周辺を見渡して、忘年会候補に挙がるのが牛久シャトーであった。

 その後、創始者神谷伝兵衛の名前をとって、シャトーカミヤと呼ばれるようになっている。中には、ワインの貯蔵庫、展示室、各種のレストラン、結婚式場などがあり、多くの来訪者がある。

 2年前、シャトーカミヤのレストランで食事をした時、キャンペーンを兼ねたアンケートがあり、抽選でペアでの十和田湖へのツアーが当たった。

 6月下旬頃、台風が接近していたが、申し込んでいたので出かけた。往復とも新幹線のグリーン車で、八戸に着くとお迎えが来ており、八戸のシャトーカミヤに案内され、食事をご馳走になった。奥入瀬の渓流を楽しみ、子の口から遊覧船に乗り休屋に渡った。湖畔のホテルに宿泊し、散策や食事を楽しみ、一泊した後、小坂町、小岩井農場などに寄り、盛岡駅から帰った。

 このツアーは豪勢というほどではなかったし短かったが、結構内容もあり、楽しく過ごすことができた。この間、梅雨の谷間の好天で、現地は空いていて、申し訳ないようだった。

 奥入瀬の観光バスも、十和田湖の遊覧船も乗客は二人だけだった。二日目は台風の影響で雨を覚悟していたが、朝、一面の霧が徐々に消えて、陽光が差して湖のパノラマが出現した時は感激であった。その後ずっと晴れていたが、新幹線に乗ってから、途中で降雨に会ったが、下車時にはあがっていた。
 
 わが家では、このように降って涌いたような好運にはあまりお目にかからない。似たようで、少し小ぶりなのは、その後、カッパ寿司で日帰りツアー一人分が当たったが、都合によりそれには行かなかった。