竜の郷あれこれ

龍ヶ崎市と周辺の名勝、観光地、行事、身の回りのことなどを写真と文書により紹介します。「気まぐれ写真日記」もご覧下さい。

撞舞(つくまい)

2006-08-03 17:00:55 | Weblog

 龍ヶ崎には、400年以上前から撞舞という行事が伝わっており、今では国選択の無形民俗文化財である。また、関東の3奇祭の一つといわれている。

 囃子方はいるが、登場人物は一人だけである。多くの人が参加して、数で祭りを盛り上げるものが多い中で、一人で演じるというのは珍しい。集まった人は見ているだけである。

 14米の撞柱と呼ばれる柱の上に舞男が雨蛙の面を付けて登り、弓を四方に放って雨乞いをする。舞男は命綱を全く付けておらず、上で逆立ちをしたり、綱を滑り降りたりと危険な技を次々と繰り広げる。だいたい柱のてっぺんの狭いところで立ち上がり、直立すること自体、非常に危険なことで、勇気のいることである。

 いつも、曜日に関係なく7月27日に行うが、予定では午後5時頃からと伝えられていたので、余裕を見て4時45分頃から待っていたが、実際に行われたのは6時半頃からの30分くらいであった。