某年金生活者のぼやき

まだまだお迎えが来そうに無い

またまた六段試験不合格

2014-06-06 17:15:00 | ぼやき
 今日スポーツ吹矢六段の試験を受けた。見事不合格。威張って書くことではない、何ともふがいない話。昨年に続いて二度目の挑戦だったがまた跳ね返された。
 生まれてから83年の間に、入試だの、(剣道の)昇段試験だのと随分沢山試験を受けてきた。その中で落ちたのは自動車運転免許の3回だけだった。自動車教習所の指導員があまりにも不愉快な男だったので習うのをやめ、二俣川の試験所に直接受けに行った。3回落ちたおかげで要領を覚え、4度目には無事合格した。いわば試験員が先生。受験勉強(=練習)の出来ないのが悩みの種だった。
 吹矢も二級から六段受験資格認定②までの9回は毎回無事に合格してきたが、昨年いよいよ六段試験となったら何と五段そこそこの点数しか出せなかった。今回も同じ。一年に一度しか受けられないから、次は来年の六月になる。一年は長いな。受験生が浪人したら同じ気分だろうか。
 なぜ落ちたか、帰路考えた。やはり「ノミの心臓」のせいだろう。練習では殆ど毎回六段合格点より高い点数を出している。それが本番になると10点も低くなって不合格。師匠の高橋先生は「本番では普段の点数より一割低くなるとおもえ」と言っておられた。機械的に計算すると、普段満点(210点)を出していてやっと六段( 186点)合格となる。210点はほぼ不可能、私はまだ出したことがない。それほど難しいと言うことなのだろう。何故一割も低くなるか。私の場合は、異常に緊張したらしく矢がとんでもない飛び方をしたためだ。いつもなら第一矢は真中に刺さる。其れが今日は中心より6センチ近く上に刺さった。修正しても上手くゆかない。落ち着いて普段の点数が出るようになったのはもう15本も吹いた頃からだった。これではもうどうにもならない。どうしたら心臓に毛が生えたようになるのだろう。座禅?駄目だろうな。練習が足りないから自信がつかないのだ。もっと本腰を入れて練習しよう。そうすれば少しは心臓に毛が生えるだろう。今日は残念会をやろう。誰と?
 
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拷問をイギリス労働党内閣が認可していた!

2014-06-05 22:06:13 | ぼやき
 今日のIrish Timesによると、元北アイルランド担当大臣メリル・リーズが、1970年代に北アイルランドで予防拘禁された人々(IRA容疑者など)に対する拷問を認可していた旨、1977年に書簡で首相ジム・ギャラハンに伝えていたことが明らかになった。労働党内閣だから余計嫌になった。
 アイルランド政府は当時ヨーロッパ人権裁判所に提訴したが、ロンドンは人権裁判所もアイルランド政府も計画的にだましていた。1976年にヨーロッパ人権裁判所は次の5つの尋問方法も拷問と認定した。①睡眠を妨げること②食事を与えないこと③頭巾などで顔を覆ったままにしておくこと、④足を開かせて壁に面して長時間立たせること、⑤長時間両手を頭上に挙げたままにさせることなど。
 しかし、イギリス政府は1978年に、北アイルランドで行われたことは非人道的で侮蔑的な方法ではあったが拷問ではない、と申し立てていた。
 こうした一連の拷問が北アイルランドで1970年代に行われていたことを物語る書簡と文書を、RTE(アイルランド国営テレビ)がイギリス国立公文書館で発掘し、テレビ放送をしたという。
 イギリスは世界に冠たる「人権・市民社会・民主主義の祖国」だと、少なくとも日本の社会思想研究者の間では信じられていた。憧れの対象といってよかろう(私は、アイルランドを見ることで、それが贔屓の引き倒しのような根拠のない思い込みだと知ったが。)その国の政府が最近まで拷問を「植民地支配」の手段に使っていたとは。アメリカがグァンタナモ基地に幽閉している「囚人」たちといい、今度明らかになったイギリスの蛮行といい、嫌になるほど昔と同じだ。自分たちのためなら何でもやる。ジキルとハイド。救いは今度のように、一定の時間がたてば文書が開示されること。日本では、これほどのものは永久に非開示だろう。
 
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