某年金生活者のぼやき

まだまだお迎えが来そうに無い

お医者さんの話ー平気で怖い話をする人

2015-08-28 00:51:52 | ちょっと気になる話
 前立腺癌再発で、造影剤を入れて転移の有無をしらべた。「転移は見つかりませんでしたが、転移していると思います。1センチくらい大きくないと写りませんので」と医者の診断。続けて「76歳の男性の余命は10年と言われています。あなたは今85歳だから、薬で治療して体に負担をかけるより、3カ月ごとに血液検査をして様子を見ることにしましょう」と。要するに、本体がいかれては元も子もないから、何も治療はしない。前立腺がんは進行が遅いからそれで大丈夫、ということらしい。癌で死ぬより前に本体がいかれるのだ。「前立腺がんで死ぬ人はあまりいない」そうだ。私の先輩の死因には前立腺がんとあったが(85歳。)
 親切なお医者さんだと感激した。無駄な医療費をかけさせない。貧乏人の味方。赤ひげ、かな。だが平気な顔をしていたが、言っている事はえらく怖い。私にはあと1年しか残っていないのか。85まで生きた者はそれなりに頑丈なのだろうから、ちっとは長生きするだろうが、それでも、せいぜい3年か。要するにもう後がないから、無駄な治療はしない方がいい、と言われたわけだ。そうなると、これからどうするか。今更急に「良い子」になってもはじまらない。むしろ、何でも好きな事をやれということだろう。美味しいものを食べよう、と言いたいところだが、せっかく空腹をこらえ、猛暑に耐えて4月から7キロも体重を減らしたばかり。他に何があるだろう。困ったな。
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