某年金生活者のぼやき

まだまだお迎えが来そうに無い

終わった!

2010-02-13 14:51:34 | ぼやき
 昨年12月から連日うけていた放射線治療が昨日で終わった。合計35回。これで前立腺癌はなくなったはずだ。「もしまだ残っていたらまた照射を受けるのですか」と聞いた。「いや、放射線は使いません。薬です」と。放射線はもう目一杯浴びてしまったから使えないのか、と考えた。どうも、言葉の裏を憶測する癖が付いたらしい。癌のおかげで性格が悪くなったのか?
 放射線で癌はどうなるのか、はじめに質問した。癌のDNAを放射線で破壊するとか。癌はDNAを再生できないから「消滅」するが、同じく破壊されても正常な細胞は再生するので治療になるのだという。それ以上聞いてもわからないから、そうですか、と言うしかないが、何故そうなのか、詳しく調べたいところだ。それにしてもえらい治療法を発見したものだ。
 放射線を当てる場所が体にマジック(だろう)で書いてある。消えるといけないから12月以来、殆ど体を洗っていない。それでも薄くなるので、技師さんが書き加える。絶対に自分で書いてはいけない、場所がずれてしまうから。
 治療が終ったら、真っ先に風呂に入って石鹸を使い、思いっきりこすって垢を落とそうと思っていた。それを見透かすように、技師さんが「マークは自然に落ちますから、あまりゴシゴシやって落とそうとしないで下さい。照射部分は表面だけでなく内部深くまで日焼けしていますから、ごしごしやると内部にも炎症の起こる危険があります」と。いやいや中まで焼けているのかよ、ステーキならレアかよ。孫の好きなRammsteinに、合意の上で生身の人間の肉を削いで食べる歌があった。あれも照射でレアに焼けた肉かな。
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4 コメント

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御身体御自愛の様 (久保幸生)
2010-02-14 22:37:02
3年も学校で絞られて、2年も病人と付き合っているのに、多々反省しております。大袈裟に救急車まで呼んでしまいましたが、あれがもとで御家族に欧州旅行を反対されてしまう事になりはしまいかと、後で心配していました。次回は成城アルプスのケーキと紅茶にしようと話していますので、その時はこっそりブランディの小瓶を持参下さい。今年は京都の桜も早そうです、花見の折には是非お立ち寄り下さい!謝謝
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Unknown (救急車に乗って大喜びの老爺 )
2010-02-15 18:18:31
久保君コメント有難う。お世話になりました。救急車に乗ったのは二度目ですが、最初ロンドンで乗ったときはサイレンを鳴らさなかった(深夜だから)ので物足りなかった。
 旅行は大丈夫。孫は少し怖がっていますが、いけなくなったらもっと困るでしょう。
沖のかなたまで泳いでいった父親を心配する子供に母親が平然と吐いたという一言「大丈夫よ。保険に入ってるから」
 私も入っておきます。
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驚きました! (mac in uk)
2010-02-18 19:03:37
数日、お邪魔をしておりませんでした。
サイトを開けてビックリしました!

20日は,楽しい会となったことと思っておりました。
“救急車に乗って大喜びの老爺”との返信を拝見し、
”お楽しみになられたに違いない”、と
ほっとしておりました(笑)

最初に救急車に乗られたのが,ロンドン?とのこと。
これまた,先生らしい。

今回のロンドン旅行は,黒いタクシーには乗っても、白い救急車にはくれぐれもお乗りにならないよう...!




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申し訳ない (人さわがせなジジイ)
2010-02-23 00:55:23
 皆の心配をよそに救急車に乗って喜んでいてはバチが当たりますね。折角の会をフイにして申し訳ありませんでした。反省しています。
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