今月の初め、恒例の花見に行った。年金者組合大和支部の花見。引地川という市内に水源地のある川の両岸に桜が千本並んでいる。千本櫻。どこにでもありそうな名前。写真を撮れば良かったのだが、全然思いつかなかった(今気がついた。)30人近く集まってにぎやかだった。昨年はこの花見に行くつもりが、朝起きたら息が出来ず、医者に行って即入院だった。一年たって、今年は大丈夫。宴たけなわの頃、俳句、川柳、短歌その他何でもいいから作れと言う。年金者だから高齢の女性が多い。早速作った。
美しき 老女がうたう 花のうた
昼の酒 きれいに見える 老女たち
ふるさとの 櫻なつかし 昼の宴
もっと作ったのだが忘れた。この三句は支部の機関紙に載った。此処までは良かった。昨日が会の総会で、その機関紙を会員が読んだから大変。「老女、老女って何よ!」「今日はお昼を一緒に食べませんからね」と総すかん。名句のお陰で嫌われた。仕方がないから「美しき 姫らがうたう 花のうた」と修正したら、「それならよろしい」とご機嫌が直った。調子に乗って「いにしえの 姫らが集う 花の宴」とやったら、「いにしえ」がいかん、とまた雲行きが怪しくなった。編集者は女性なのに何故載せたのだろう。やはり名句だと思ったのだろう。あるいは、老女という表現がプラスイメージで捉えられたのか。「らりるれろ」と言うのは、五十音の中で最も響きの良い音が並んでいると私は思うから、老女と言うのも響きのよい良い言葉だと思っている。ちょっとおちょくってはいるが、良い音を並べたと自負しているのだが。
「老女はいかん」と言うから「では何だ」と言うと「熟女だ」という。変な言葉。まだ熟してもいない。むりやりセクハラ問題に結びつけて、40代(あるいは30 代)以上の女性を一律に熟女と呼ばせる。どうも無理な表現歪曲だ。句にもなじまない。日本語にはもっと豊かな表現力があるのだ。女性をおちょくりながらもっともらしい講釈をする。駄目だね。
また出来た。「かなしきは 老女の歌う 恋のうた」ちょっと露骨だね。「美しく 老女の歌う 花のうた」テニオハが一つ違うと別の歌。「銀恋を 歌うふたりで 160」これはもう狂歌だね。
美しき 老女がうたう 花のうた
昼の酒 きれいに見える 老女たち
ふるさとの 櫻なつかし 昼の宴
もっと作ったのだが忘れた。この三句は支部の機関紙に載った。此処までは良かった。昨日が会の総会で、その機関紙を会員が読んだから大変。「老女、老女って何よ!」「今日はお昼を一緒に食べませんからね」と総すかん。名句のお陰で嫌われた。仕方がないから「美しき 姫らがうたう 花のうた」と修正したら、「それならよろしい」とご機嫌が直った。調子に乗って「いにしえの 姫らが集う 花の宴」とやったら、「いにしえ」がいかん、とまた雲行きが怪しくなった。編集者は女性なのに何故載せたのだろう。やはり名句だと思ったのだろう。あるいは、老女という表現がプラスイメージで捉えられたのか。「らりるれろ」と言うのは、五十音の中で最も響きの良い音が並んでいると私は思うから、老女と言うのも響きのよい良い言葉だと思っている。ちょっとおちょくってはいるが、良い音を並べたと自負しているのだが。
「老女はいかん」と言うから「では何だ」と言うと「熟女だ」という。変な言葉。まだ熟してもいない。むりやりセクハラ問題に結びつけて、40代(あるいは30 代)以上の女性を一律に熟女と呼ばせる。どうも無理な表現歪曲だ。句にもなじまない。日本語にはもっと豊かな表現力があるのだ。女性をおちょくりながらもっともらしい講釈をする。駄目だね。
また出来た。「かなしきは 老女の歌う 恋のうた」ちょっと露骨だね。「美しく 老女の歌う 花のうた」テニオハが一つ違うと別の歌。「銀恋を 歌うふたりで 160」これはもう狂歌だね。