某年金生活者のぼやき

まだまだお迎えが来そうに無い

怖い転倒

2014-10-13 00:36:17 | つらい話
 60年以上も付き合っていた友人Y君が先日急逝した。数日前奥さんと散歩していて、転んだという。散歩していた位だから普通の健康状態だったのだろう。そのまま帰宅し、普段通りに食事し、就寝した。しかし、その後脳内出血し、とまらずにはかなくなったという。直接の原因は転倒による頭の打撃だろうが、不幸なことに、前に脳梗塞をわずらったので、血液をさらさらにする薬を飲んでいた。出血が止まらなかったのだ。何とも痛ましい。大変な頭痛に襲われたのではないか。私より3歳も若い。彼が学部生の頃からの付き合いで、勤めていたのも同じ大学。定年だけは年齢順に3年差があったが、定年後も一緒に昼飯会をやったりしていた。ご両親がご長命だったので、Y君も寿命には自信があって、私の葬儀委員長を務めてくれる事になっていた。葬儀委員長に先に行かれて何とも困ったことになった。
 私も8月31日に転倒(階段の踏み外し)した。体をひねって受け身をしたらしく、左肩から落ちで鎖骨を骨折したが、幸い他はどこも(頭も腰も手も足も)全然打たなかった。眼鏡も落ちなかった。こんな事威張って言うことではないが、Y君の今度の不幸を聞いて、私はつくずく運が良かったと思う。Y君と同じ目に遭ったかもしれなかったのだ。そういえば、大学の同級生で4年間一緒だったW君は、講義を終え、大学の階段を下りていて踏み外し、頭を強打して意識不明になり、そのまま1週間で亡くなった。まだ60歳そこそこだった。自宅の階段を転げ落ちて、折れた肋骨が体内に刺さって亡くなった知人もいる。
 転倒は怖い、階段は危険だ。駅ではエレベーターに乗ることにしよう。しかし、運動不足になるな。仕方がない、平らなところを1万歩あるこう。さて、明日まず万歩計を買いに行こう。
コメント
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