某年金生活者のぼやき

まだまだお迎えが来そうに無い

軍鶏(しゃも)は何故シャモなの?

2014-10-06 15:18:55 | ちょっと面白い話
 テレビで「シャモはタイ(シャム)から入ってきたもので、シャムが変じてシャモとなった」と語っていた。びっくりしてインターネットを検索したら、やはりそう説明していた。またまた、知らぬは「私」ばかりなり、だった。
 鳥肉は筋肉が発達しているほど美味いという。だから、運動ゼロで育つブロイラーより放し飼いの方がはるかに美味く、特に喧嘩専門の軍鶏は筋肉が素晴らしく発達しているから格別にうまいそうだ。残念ながら喧嘩屋だから育てにくい。今はそこを改良したシャモ系の鶏が育てられているという。そのうち美味い鶏肉が食べられるかもしれない。テレビ時代劇で評判の「鬼平犯科帳」には度々軍鶏鍋を食べる場面が出てくる。美味そうだが、たかが水炊きだろう、と思っていた。しかし、作り方は大分違う。軍鶏が日本に入ってきたのは江戸時代で育てにくいから、珍しさと美味しさを売り物にした料理だったのだろうとやっと気がついた。明治の「牛鍋」並みか?
コメント
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