Our World Time

悪夢をみた

2014年04月28日 | Weblog
小説新作の仕上げで、夜昼のない生活をしているなかで、これまで見なかった中身の悪夢をみた。
「水曜アンカー」の生放送に参加しようとして、妨害やらなんやらで、報道スタジオにたどり着けず、ようやくスタジオに入ろうとするときには、もう夕刻5時15分近くになっていて、「青山のニュースDEずばり」のコーナーが始まっているはずの時間だ。
岡安、村西、堀田の各キャスターをはじめ、みんながどれほど困っているかと震撼しつつ、スタジオに入ろうとするときに目が覚めた。
目が覚めて、視聴者に迷惑をかけずによかったと、こころから安堵した。

ふひ。

みんなの連帯が命です。そして今、助けが急ぎ、必要です。

2014年04月28日 | Weblog
▼中国と韓国の嘘による反日工作の主戦場のひとつが、アメリカであることは少なくない日本国民がご存じだと思います。
 これにフェアに立ち向かうために、ほんとうにごく普通の主婦をはじめアメリカで暮らし、働き、学ぶ日本国民のかたがたが、たとえば「日本を思う在米日本人の会」をつくって、日本政府からもどこからも何の支援も無く、懸命に活動されています。

 その活動のひとつとして、5月18日にカリフォルニア州の美しい街サンノゼで「その時が来る 祖国は甦る」と題した、ぼくの講演会を開きます。
 正式な名称は以下の通りです。

 青山繁晴 講演会 2014 in San Jose
「その時が来る 祖国は甦る」


▼これは、ありのままに申せば、独研(独立総合研究所)としてはいつもに増して大きな赤字を負担する講演会です。
 また、初めて開催した昨年で言えば、ぼくも、同行した独研の青山千春自然科学部長や研究員にとって、実質的に日帰りのアメリカ出張、アメリカ滞在は数時間というウルトラ強行軍でした。
 ことしは、いくぶんマシですが、強行軍であることに変わりはありません。ぼくの日程の詰まり具合は昨年よりさらに厳しさを増しているので、講演と、太平洋を往復する日程を作り出すのは正直、困難を極めました。

 しかし、ごく普通の主婦のかたがたの志、「海外で暮らすようになって初めて祖国が胸のなかに姿を現してくれた。その発見をみんなで共有したい」という右でもない、左でもないまっすぐど真ん中の志に応えるために、ことしも開催します。
 講演だけではなく、直接にぼくとお話しできるディナー会や、サイン会もセットされています。
 眼をみて話しませんか。握手しましょう、ハグもしましょう。


▼初めて開催した昨年は、文字通り全米から日本国民が集まってくださいました。
 おたがいに連帯の感激を感じました。
 主宰者のひとりの主婦のかたによると、それはアメリカの連休である「メモリアルデー」に合わせた日程であったおかげもあるということです。
 ことしは連休ではなく、通常の週末の日程で、行きたくても行けないかたも少なくないようです。

 このままだと、この試みは今年で最後になってしまう怖れがあります。
 ぼくは「中韓の攻勢の激しさのために、こうした講演会に行きにくい雰囲気もアメリカ社会のなかに生まれている怖れはないだろうか」とも考えています。
 ここで、わたしたちが膝を屈してしまえば、アンフェアな嘘による反日工作が真実かのように定まってしまうきっかけの一つになりかねません。


▼始まりは、何気ないことでした。
 サンフランシスコとその近在に暮らしている日本人の主婦のかたがたがいます。
 そのサンフランシスコでは毎年12月に、資源エネルギーを含む地球科学の世界最大級の学会「AGU」が開かれます。
 ぼくと、メタンハイドレートをめぐって国際社会では知られている青山千春博士(独研・自然科学部長)は毎年、必ず参加しています。
 あるとき、その主婦のかたがたが集まって、ぼくと日本の現在と未来について話す、ちいさな機会がありました。
 この講演会は、そこから始まったまさしく手作りです。
 昨年の第1回は、まったく未経験の主婦のかたがたが自ら工夫し、戦い、そして現地で働く優れた日本の技術者らも手伝ってくださって、ぼくらも自費で太平洋を往復するというお手伝いをして、ようやくに開催できたのでした。







 写真は、そのときに撮ってくださったものです。
 ぼくは腕組みなんかしていて、ごめんなさいね。

 ごめんなさいと言えば、もうひとつ、ロングセラー(18刷)になっている「ぼくらの祖国」(扶桑社)の続編ないし正編を、このサンノゼ講演に持って行くつもりが、ついに、それには間に合いませんでした。この頃の極端な過密日程にどうしても勝てず、まだ原稿が仕上がっていません。
 そのために「日本を思う在米日本人の会」としては、この新刊に関しては今回の販売はキャンセル扱いにして、すでにご購入頂いた方々には返金の方向で考えておられるそうです。
 すべて、ぼくの遅筆の責任です。伏してお詫びします。

 新刊そのものは、ことし前半に無事に出版はされます。原稿は遠からず、脱稿します。
 今回、予約されたかたには、ぼくから何かをさせていただきます。出版社(扶桑社)とも話し合っています。


▼さぁ、5月18日に、どうにかしてサンノゼにお出でになりませんか。
 ハイテク技術の集積地で知られたこの街は、世界の街を見てきたぼくも感嘆する、美しいたたずまいです。
 ぼくらの祖国が、世界のどこでも、ありのままの美しさを理解されるように、そうして子々孫々に手渡せる国になりますように、いまの苦境を逆に日本を世界に発信できる機会として活かせるように、あなたの助けがたった今、必要です。

 講演の公式HPはここです。
 申し込みの専用ページはここです。