きょうの選挙特番は異例づくし

2013年07月21日 | Weblog


▼きのう、参院選の前日は朝、東京を出発し名古屋でまず、講演。
 講演時間が1時間のみという設定だったから、苦しかったのです。
 主宰者に壇上から拝むようにお願いし、5分の延長時間をいただき、さらに迷惑をかけながら、その5分に加えて8分ほど延長したけれど、それでも白梅の少女たちに触れる時間が、どうにも、つくれませんでした。他の課題を主にしなければならない講演会だったから。

 講演会場を飛び出し、名古屋駅に向かう車中で、首のあたりが重くなり、痛む。
 硫黄島と、白梅の塔に充分に触れることができないと、必ず、こうなります。

 名古屋から新大阪を経由し、兵庫県の西宮市に向かいました。
 西宮市内の大きなショッピングモールのなかに、ブックファーストという大型書店があり、青山千春博士とともにトーク&サイン会を開くのです。
 定数100人はあっという間にうまったそうで、今回は、トーク会場に50人ほどしか入れないので、読者に2班に分かれていただいて、50人づつトーク&サインです。
 ぼくと青山千春博士は出ずっぱりで、いつものように打合せ一切なしで、自由にトークし、おひとりおひとりの読者と向かいあいながら、早くも3刷になった決心の書「希望の現場 メタンハイドレート」(ワニプラス)と、それから14刷のロングセラーになっている根本の書「ぼくらの祖国」(扶桑社)に、サインをしていきました。

 読者のみなさんの、あたたかい心と、晴れ晴れするような志に、深く励まされました。


▼このトーク&サイン会は、かなり大幅に予定時間を超え、大急ぎで大阪へ。
 きょう7月21日の参院選は、いつものように関西テレビの特番に参加するので、担当プロデューサーと議論せねばなりません。
 深夜にかけて議論をし、大阪市内のホテルへ。

 この動きのなか、起稿から11年3か月ぶりに初稿を脱稿した小説新作の見直し、つまり「第2稿」の完成を進めています。


▼さて、きょうの関西テレビの参院選特番は、共産党の機関紙「しんぶん赤旗」で憲法96条改正反対を表明した古賀誠・元自民党幹事長、そして第二次安倍政権を支える世耕弘成・官房副長官、さらに外務省出身の山本香苗・公明党参院議員の3人の政治家をゲストに迎え、アンカーの宮崎哲弥さん、森田実さんとぼくが、議論します。

 ところが一点、大きな変則があり、それは番組の途中にサッカー中継が入ることです。
 東アジアカップの日中戦ですね。FNNとして、選挙日程が決まるまえに中継を決めていたということですから、番組参加者に過ぎないぼくは、なにも言うことはありません。

 選挙特番は、他局と同じように今日の夜8時前から始まり、8時45分からサッカー中継となり、10時59分から再び、選挙特番に戻り、日付が変わって午前零時15分からいったんスポーツニュースが入ってから、午前零時半に、上記の政治家たちとナマの議論が始まります。
 終わりは、午前2時半近くになるらしいです。

 まことに異例で、視聴者のみなさんに負担もかける構成ですが、できれば、未明の議論までご覧ください。

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