珍しい体験には違いない

2014年07月19日 | Weblog
 あまりにも印象深い出来事だったので、ありのままに記録しておきたい。
 きょう7月19日土曜の夕刻4時半ごろ、岡山空港で、死に神さんが「ひょっとして、このまま連れて行けるかなぁ」という感じで、ぼくの顔を覗き込み、ずっと横っちょにくっついている感じになった。

 俺はそこまで疲れているのかと、すこしだけ驚きつつ、さして気にせず、機中の人になった。
 飛行機が羽田に着くと、すこし体調が回復し、死に神さんの気配は消えている。

 このごろANAの新しいシートはもの凄く、座りにくい。
 ぼくだけではなく、今の同行秘書Mも「このシート、嫌ですねぇ」と言い、前任のY秘書もほんとうにこのシートを嫌がっていた。(だから人間工学なんて当てにならない)
 その、疲れが溜まるシートで、すこしうとうとしただけで、かなり回復する、それにいちばん驚いた。

 毎日のように飛行機に乗る生活で、ふだん機中でも、離陸のときは新聞か書籍に没頭し、上空ではパソコンを開いて仕事、着陸のときも新聞か書籍、羽田に着いて滑走路からターミナルビルへ地上滑走しているときだけ、うとうとする。
 しかし今日はもう諦めて、何も読まず、パソコンも閉じていた。
 それだけで、戻る。
 だからこそ心身に無理もさせてしまうのだけどね。

 さて、今夜は小説の仕上げをそろりやるだけで、さぁさぁさあ~、一夜だけでもまともに寝るぞ。
 明日も、朝早くから、飛行機に乗って、沖縄へ。
 ふひ。

 非常に久しぶりに、「水曜アンカー」(関西テレビ)で、ロケをやる。
 かつて、あるひとが番組スタッフ陣にいたときは、ぼくがいくら提案しても決してロケをやらず「アンカーは当面、ロケをしない」と宣言しておきながら、ぼくが独研(独立総合研究所)としての出張で沖縄の仲井眞知事に会うために那覇空港に降り立つと、ほかの人がロケに来ている現場とぶつかって、電話で「なぜだ」と聞いたけど、奇妙な弁解だけだった。
 ただし、こんなのは番組の権限内だから、ぼくはそれ以上は気にせずにいた。

 すこし人事異動があり、今度はむしろ積極的に「青山さん、やりましょう」という姿勢だ。
 明日は、白梅の塔を訪ね、大田實少将の海軍壕に入る。
 海軍壕では、少将らが拳銃で自決なさった司令官室は、ぼくも柵越しにしか見たことがないが、今回、沖縄がが好意的で、初めて部屋の中に入るということだ。

 体力を回復させていないと、この厳しい場所に耐えられないだろう。
 いやぁ、すこしだけは寝ますよ。

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