(前々項に関連して)

2011年03月26日 | Weblog
▼福島第一原発の3号機の建屋周辺の瓦礫における、不当に公表されていない異常な放射線量、単位が違う放射線量の問題について、その後も調べているが、3号機の核燃料棒の一部にMOX燃料がいわゆるプルサーマル(和製英語)によって使われていることと関係があるのか無いのか、あるとしたらどの程度、影響があるのかも当然ながら含めて、調べている。

 この3号機にMOX燃料が使われていること自体は、もともと公開情報で、昨年の10月に発表による新聞記事にもなっている。


(*問い合わせが多数あるので、念のため、記しました。「マスメディアがNHKをはじめ、3号機にはMOX燃料があるということに意図的に触れない、避けているのではないか」という指摘が、かなり寄せられるのですが、ぼくはナマの現場情報を追うために当事者に接触するので手一杯で、今ほとんどメディア報道、特にテレビには接していません。机に向かっている時にはテレビは付けているのですが、頻繁な電話での会話の邪魔になるので、音を消しています。それに、聞いていても、ほとんど得るものがない。
 したがって、マスメディアが意図的に触れない、という指摘あるいは疑念が当たっているかどうか、今は判断が付きません。
 公表済みの周知の事実ですから、今さら隠すかなぁとも思いますが、一方で、この原子力災害で初めて原発を意識したという国民も多いでしょうから、隠したい向きもあるのかもしれません。いずれにせよ、すでに公表されている事実ですから、まさか、なかったことにして隠すことは、そうしたい人間が仮に居ても、そんなことはできませぬ。
 ぼく自身はまだ、何号機、何号炉という具体的な炉についてメディアで述べたことがありません。というか、テレビラジオでの発信の機会は、関西テレビの報道番組が1回と、RKB毎日のラジオ番組が2回の計3回しか無かったですから、とてもそこまで行っていません。来週の関テレやRKBの番組でも話す機会がちゃんとあれば、昨日に情報の発端を把握した、この3号機の問題はなるべく取り上げたいと考えています。3号機を取り上げれば、MOX燃料にも当然、触れます)
 

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