前回(→こちら)に続いて、ダイエットに成功した話。
腹式呼吸にグレープフルーツにビリーズブートキャンプと、世にダイエットは数あるが、私の提唱する「無駄づかいリカバリー・ダイエット」も、なかなか効果的である。
やり方は簡単。ふだんの生活で「無駄遣い」や「損な買い物」をしてしまったとき、その損失の「差額」が埋まるまで、ちょっとずつ食べ物を減らすのだ。
具体的にいえば、あなたが1万円で買った服が、別の店で7000円で売っていたのを発見したとしよう。
これはなんとも不幸な事態だ。先にこっちの店に来ておけば、安くに買えたものを。
このときの「損失額」は3000円だ。
この損を埋めるために、その分の食費を減らす。
ここで大事なのは、いきなり3000円分取り戻そうとしてはいけない。あくまで小銭単位できざみ、「結果的に3000円」まで行ければいいのだから。
たとえば、出勤前に喫茶店でモーニングを食べたり、コンビニでサンドイッチを買って始業前にお腹に入れるという人はいるであろう。
そういう人は、数日だけヨーグルトにしてみる。
うちの近所のスーパーで、3つ入りのが120円で売られている。1個が40円。
モーニングが350円として、これだけで310円リカバー。
昼食は、いつものラーメンに半チャーハンをラーメンのみにしたり、立ち食いそばの天ぷらを抜いて、かけそばにして100円もうけ。
ペットボトルのジュースを、「今日だけ」ガマンして150円くらい支出を抑えられる。
晩ご飯も外食しているのを、「気分を変えて、自炊でもするか」で、野菜炒めでも作れるかソーメンでもゆでれば数百円は浮くというもの。
これを意識的に数日やれば、ひいふうみいよと、あっという間に3000円くらいリカバーできる。
ほら、「損」したはずのお金は、あなたのもとに戻ってじゃないですか!
というと、「そらそうだろ」「単に節約しただけじゃん」といわれそうだが、それはその通り。
いくらリカバリーしたとはいえ、3000円損したものが返ってきたわけではない。
でもである、ここでもしあなたがやはりいつも通りの食事をしていたら、3000円は相変わらず「損」のままだった。
それを「変化」させたのだから、やはりこれは「取り返した」といってもいいのではないか。
なんたって、上記のような節約って、意識的にやらないと、案外とできないものなのです。
それこそ、ジュースなんてスーパーで買えば78円のものがコンビニで買うと150円。
でも、ふだんはわざわざスーパーまで行って買わないですよね。
というか、そもそもジュースなんて、飲まなくてもいいものといえる。糖分多くて健康には良くないし。
それを「3000円取り返す」という気持ちでやると、具体性があるおかげで、けっこう無駄づかいが押さえられる。
なにより、そうやって細かく作業することによって、
「損をチャラにした!」
あの落ちこんだ気持ちを払拭できる。
人間、ミスをしたときに、ただ落ちこむよりも「それに対してやることがある」と、これはなかなかに精神衛生上いいものだ。「達成感」もバカにならない。
でもって、キモはもうひとつの効用。
そう、例を見ればわかるように、この「リカバリー」における対象はすべて「食べ物飲み物」に限定すること。
これによって財布だけでなく、気がつけば「体重減」によって別のご褒美があらわれる。これが大きいのだ。
まとめると、
「損な買い物をした!」
↓
「じゃあ、その損の差額を取り戻すまで、食べるものを少しだけ減らしてみる」
↓
「差額分チャラにしたら、あれ? 気がついたら、その分カロリーも減って体重落ちてるやないの、ラッキー!」
こういうことである。
見ると「そんな単純な話かいな」と鼻で笑われそうだが、意識してやってみると、これが意外と効果的なんです。
現に私がほぼノーストレスでやせているわけだし、器具やジムに通うお金もいらないのだから、やってみる価値はあるのではないか。
やってみるとわかるが、このダイエットのもっとも大きなポイントは、
「ストレスの軸をずらすことができる」
これこそが、このダイエットをおススメする最大の理由でもある。
(続く→こちら)
腹式呼吸にグレープフルーツにビリーズブートキャンプと、世にダイエットは数あるが、私の提唱する「無駄づかいリカバリー・ダイエット」も、なかなか効果的である。
やり方は簡単。ふだんの生活で「無駄遣い」や「損な買い物」をしてしまったとき、その損失の「差額」が埋まるまで、ちょっとずつ食べ物を減らすのだ。
具体的にいえば、あなたが1万円で買った服が、別の店で7000円で売っていたのを発見したとしよう。
これはなんとも不幸な事態だ。先にこっちの店に来ておけば、安くに買えたものを。
このときの「損失額」は3000円だ。
この損を埋めるために、その分の食費を減らす。
ここで大事なのは、いきなり3000円分取り戻そうとしてはいけない。あくまで小銭単位できざみ、「結果的に3000円」まで行ければいいのだから。
たとえば、出勤前に喫茶店でモーニングを食べたり、コンビニでサンドイッチを買って始業前にお腹に入れるという人はいるであろう。
そういう人は、数日だけヨーグルトにしてみる。
うちの近所のスーパーで、3つ入りのが120円で売られている。1個が40円。
モーニングが350円として、これだけで310円リカバー。
昼食は、いつものラーメンに半チャーハンをラーメンのみにしたり、立ち食いそばの天ぷらを抜いて、かけそばにして100円もうけ。
ペットボトルのジュースを、「今日だけ」ガマンして150円くらい支出を抑えられる。
晩ご飯も外食しているのを、「気分を変えて、自炊でもするか」で、野菜炒めでも作れるかソーメンでもゆでれば数百円は浮くというもの。
これを意識的に数日やれば、ひいふうみいよと、あっという間に3000円くらいリカバーできる。
ほら、「損」したはずのお金は、あなたのもとに戻ってじゃないですか!
というと、「そらそうだろ」「単に節約しただけじゃん」といわれそうだが、それはその通り。
いくらリカバリーしたとはいえ、3000円損したものが返ってきたわけではない。
でもである、ここでもしあなたがやはりいつも通りの食事をしていたら、3000円は相変わらず「損」のままだった。
それを「変化」させたのだから、やはりこれは「取り返した」といってもいいのではないか。
なんたって、上記のような節約って、意識的にやらないと、案外とできないものなのです。
それこそ、ジュースなんてスーパーで買えば78円のものがコンビニで買うと150円。
でも、ふだんはわざわざスーパーまで行って買わないですよね。
というか、そもそもジュースなんて、飲まなくてもいいものといえる。糖分多くて健康には良くないし。
それを「3000円取り返す」という気持ちでやると、具体性があるおかげで、けっこう無駄づかいが押さえられる。
なにより、そうやって細かく作業することによって、
「損をチャラにした!」
あの落ちこんだ気持ちを払拭できる。
人間、ミスをしたときに、ただ落ちこむよりも「それに対してやることがある」と、これはなかなかに精神衛生上いいものだ。「達成感」もバカにならない。
でもって、キモはもうひとつの効用。
そう、例を見ればわかるように、この「リカバリー」における対象はすべて「食べ物飲み物」に限定すること。
これによって財布だけでなく、気がつけば「体重減」によって別のご褒美があらわれる。これが大きいのだ。
まとめると、
「損な買い物をした!」
↓
「じゃあ、その損の差額を取り戻すまで、食べるものを少しだけ減らしてみる」
↓
「差額分チャラにしたら、あれ? 気がついたら、その分カロリーも減って体重落ちてるやないの、ラッキー!」
こういうことである。
見ると「そんな単純な話かいな」と鼻で笑われそうだが、意識してやってみると、これが意外と効果的なんです。
現に私がほぼノーストレスでやせているわけだし、器具やジムに通うお金もいらないのだから、やってみる価値はあるのではないか。
やってみるとわかるが、このダイエットのもっとも大きなポイントは、
「ストレスの軸をずらすことができる」
これこそが、このダイエットをおススメする最大の理由でもある。
(続く→こちら)