拝啓 夏目漱石先生

自称「漱石先生の門下生(ただのファン)」による日記

すべらない会話/海の向こうは駄作のカオス

2006-04-24 21:25:10 | 日記
今日も友達とテーマ決めて記事を書くことに。今回は私が決めた。テーマ「高校生」。「最近の高校生について」と「自分が高校生だったころ」二本立て~

●昨年尼崎で起きたJR福知山線での列車脱線事故。この事件の犠牲者の大多数は列車の1両目・2両目に乗っていた人たちだった。あらためて前方の車両は危ないのだな…と感じた。しかし私はあの事件以降も毎朝電車の先頭車両・1両目に乗っている。…毎朝軽快なトークを車内に響かせる高校生たちが1両目に乗っているのだ。彼らの会話を聞くために、わざわざ1両目の1番目の扉から乗車する。えーと、かなり変な行動だってことは自分でもわかっている。でもあいつらの会話の内容を一度聞けばもう笑いを堪えるのが辛い程のレベルを兼ね備えていることがきっとわかると思う。ダルすぎる朝はあいつらのトークを聞かなきゃやってられねんだよ~。なんてことない高校生の日常も、彼らにかかると笑えるエピソードに変わるのだ。
たいてい4~5人で固まってる「おもしろ高校生」達。お調子者っぽい子や優等生っぽい子、天然っぽい子やラグビー部員らしき体格のいい子など、いろんなタイプの子が混じっている。会話の内容も日に日に違う。お調子ものっぽい子はどうやらゲームやパソコンに詳しいらしく、あらゆる音楽やプレステのゲームソフトなどをwinnyで落として楽しみまくっているらしい。アカンやん!でも詳しく聞きたいかも(いや、アカンて)。ちなみに彼曰く「ウイニングイレブンはちゃんと買った」。また、彼らは今年で3年生らしく、去年の冬からは受験の話が多くなっていた。模試の帰りに吉野家に寄り、2時間食い続けた話なんて最高だったなぁ。今日はやや真面目に受験用の参考書の話をしていた。自分が使っていた参考書のことも話題になっていてなんか嬉しかった。『速読英単語』とか。そして心の中で「世界史はセンターだけなら『決める!センター世界史』一冊で十分だってば!」というおせっかいなアドバイスをした。
人は誰しも他人を楽しませることができるエピソードの一つや二つは持っているはずだが、本人の話術次第でそのエピソードの面白さは倍にもなれば半減もする。彼らは話の面白みを逃がさずに放出する貴重な術を持っているようで、いとうらやまし。

●自分が高校生だった頃…ひたすら音楽を聴いていたような。ラルクが活動休止していたので、その穴を埋めるべく洋邦問わず様々なアーティストを聴いたが、「おぉ、これ良いやん!」と思えたのは一割ぐらいの確率だった。好きなバンドが出来ても、他のアルバム聴いて「あれ~~?」と思うこともしょっちゅう。洋楽は数が膨大な分、駄作も邦題の比にならないくらい存在するんだなぁとしみじみ。それを知れただけでも沢山聴いた価値はあったね。