拝啓 夏目漱石先生

自称「漱石先生の門下生(ただのファン)」による日記

マイケル/『破』公開直前でわくわく

2009-06-27 00:13:01 | 日記
●社会人になってから世の中で起きてる重大ニュースを知るのが本当に遅くなってる。朝はニュースも新聞も見ないし、ネットのニュースを見るのは大体夜だし。余裕ないのねー。夕方ごろ、マイケルジャクソン急逝のニュースを職員室で聞いた時は本っっっ当に驚いた。急過ぎるってば。つい先日、VAMPSの1st聞いてて、「怪物に襲われた人の声のSEでアルバムが始まるのって『スリラー』みたいだな」なんて思ってたんだよ(だからなんなんだ)。で、家帰って夕刊読んで関連記事みて、しみじみしてたら、脇の方に「ファラ・フォーセットさん死去」というニュースを発見してまた驚いた。マイケルと同じ日に…。初代チャリーズエンジェル、プレイメイト、水着グラビアが売れまくった人、『北斗の拳』の色々な女性キャラのモデル(たぶん…)。なーんか色々びっくりした。
さて、マイケルジャクソンといえば、やはり『ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル』(通称)で「小沢一郎・マイケルジャクソンほぼ同一人物説」を説いていたノーナリーブス・西寺氏を思い出す。日本の政界の最重要人物の一人と、世界のポップス界の最重要人物の一人のバイオグラフィーを照らし合わせ、二人がとても似通った運命を辿っていることを指摘して一部ラジオファンを熱狂させた西寺氏およびタマフル。27日の放送は必聴だな。必聴といえばこちらも。映画評論家(最近は完全に現代アメリカ評論家&レポーター)町山智浩氏による、「今まさにアメリカのメディアでは、どう報道されているのか」


●遂に明日(もう今日か)は『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』公開日初日。なんとか都合をつけたので明日観に行くぜー。チケットもネットで予約して貰ったぜ。予約したからと言っても油断できないけど。きっと劇場にある発券機には、気合い入ったエヴァヲタが長蛇の列を作ってるだろう。…いや、気合い入ってる人はネットで予約せず限定の前売り券を購入済かな?まぁ、とにかく楽しみで仕方がない。もしかしたら観る直前のこの瞬間が一番楽しいのかもしれないね。気がつけば、新作映画を公開初日に観に行くなんて『破』が初めてだな。ドキドキする…どんな感じなんだろ、初日って。熱気とか凄そうだね。本当は初日の初回に行ってみたかったけど、朝早いのが辛いってことで断念。『序』の時は初日の初回の公開が終わった直後に拍手が起きた、なんて話も聞いたけど(新宿バルト9だっけ)、私が明日行く劇場はどんな感じになるかな。余裕があったら初日の劇場の様子をレポートしてみます。
先日『序』のDVDを久々に引っ張り出してきて復習して以来、どんどん新作への期待が高まってきた。『序』公開直後、ネット上では早速ループ説とか別次元説とか流れまくったけど、『波』の公開でさらにそれに拍車がかかりそうだね。私はどっちかと言うとテレビシリーズと新劇場版は無関係説。つーかどっちでもいいんだけども。あれこれ考察するほど暇じゃないのさ(大人になるってなんてつまらないんだろう)。思わせぶりな演出に踊らされるのはもう…。ただ、『破』観た直後はずーっと映画のことばっかり考えちゃうだろうな。ー宇多田ヒカルの新曲(なのか?未だに公式サイトに何の告知もないんだけど…)や新キャラともども、本当に楽しみな『破』。でもこの観る直前のこの瞬間が、一番楽しみなのかもしれないね、遠足とかと一緒で。 

『VAMPS』/『レオくん』/宇多田新曲

2009-06-19 21:47:29 | 日記
ちょっと放置しすぎたな、ブログ。いやぁ、忙しいぜ社会人!そして激しいぜ、この仕事。涙で明日が見えなくなりそうな事も何度かあったなぁ。でもそういう時に限って、翌日すげー愉快な事とか、泣きそうなぐらい嬉しい事が起きたりするんだ、不思議と。大変な事も多いし、不安も絶えないけど、一日一回は腹を抱えて爆笑してしまう出来事がある。生きてる以上、辛い事や嫌な事を完璧に避け続けるなんて不可能だし、何が起きるか予測不可能な日々を全力で享受していこうと思う。
ま、とりあえず近況をざーっと記述しておこう。

●6月10日に出たVAMPSのアルバムを絶賛ヘビロテ中。期待以上のクオリティで大満足。ファンの中では「勢いまかせ過ぎ」みたいな意見も少なくないけど、個人的には完璧なアルバムだなぁと思う。楽曲も粒ぞろいだと思うなぁ。KAZ本当に良い曲作るなぁ。ギターのフレーズも、聴いてて幻惑されるようなのばっかりだしさぁ、天才だなぁ。もちろんHYDEも凄いよ。ワイルドに吠えたり美麗ファルセット披露したりと、ラルクで鍛えたあらゆる歌唱方で色んな魅力を放ちまくり。ここまで振幅のあるロックボーカリストあんまり居ないっしょ。マニアックなソングライターKAZと、どんな曲でも最終的にポップに歌いあげるHYDE。この二人、本っっ当に最高の組み合わせだと思う。
全13曲、どれも好きなのばっかりだけど、特にお気に入りなのは、サビのHYDEの絶唱がたまらない「SECRET IN MY HEART」、ドラム、ギター、シンセが大暴れするメタルな「VAMPIRE DEPRESSION」、ニューウェーブと歌謡曲の混ざり具合がラルクを彷彿とさせる「DEEP RED」、切なくも爽やかな疾走ロック「TIME GOES BY」、超ドラマチックな王道バラード「SWEET DREAMS」(あのBメロは反則だろ!ベタだけど感動した!)、ぶっきらぼうだけど聴く人全ての手を決して離さない人懐っこさもある、VAMPSを象徴する祭りロック「SEX BLOOD ROCK'N ROLL」あたりだろうか。名古屋のライブのチケットも取った。楽しみ過ぎるわ。

●萩尾望都の新刊『レオくん』読んだ。どんなに頑張っても「普通」の事が出来ないレオくんが切ない。コミカルな話で絵柄もほのぼのなんだけど、人間の暗部がサラっと盛り込まれてるのが凄いよね。

●エヴァンゲリオンの新作のテーマ曲に決定してる宇多田ヒカルの新曲、映画の公開と同時に解禁だって?6月27日公開だから一週間後!最近ずーっと音沙汰なかったからこのニュースはマジに嬉しいな。『新劇場版 破』の公開が控えてるのに、6月に入っても宇多田の曲の情報が流れなかったから、今回も「Beautiful World」が使われるのかなぁ、と思ってたけど、新曲出るんだねぇ、素敵。早く聴きたいし、エヴァの映画だって早く観たいんだけど、公開初日なんて映画館混みまくりだよなぁ。名古屋では109シネマと伏見ミリオン座の二館でしかやってないなんて…。『序』だって平日に行ったのに大混雑してたぜぇ。
『破』では新キャラ、そして遂にアスカが出てくるね。でも名前と階級が変わってる、と。私はテレビ版の、アスカが出てきてからのコミカルな展開があんまり好きじゃないから、映画版での大幅なストーリー改編に期待!でも何よりも期待するのは宇多田の曲。 

ipodでもジャルジャルを

2009-06-03 23:42:13 | テレビ
最近芸人・ジャルジャル漬けだ。もう大好き。ムーディー勝山がブレイクした2006年末のオールザッツ漫才。その時にジャルジャルが披露した家庭教師とオナラが止まらない生徒のコントをYouTubeで見て以来(某掲示板ではムーディーよりもむしろジャルジャルが話題になってた。ネットが無ければ2007年の正月にジャルジャルを知るなんて無理だったな)、ずっと気になる存在だったけど、今もう完全に彼らの虜だ。現在出てる二枚のDVDを観て、そしてYouTubeやVeohに流れてる関西ローカルの番組『鉄筋base』を観て、大阪吉本の若手で一番実力あるよぁと確信したけど、関西人からしたら「今更かよ」って感じだよね。着眼点も発想も表現力も、なんだか完全に別格。突飛なキャラとかに頼らずに、「しつこさ」を追及し続けてあそこまで変な世界を構築するなんてねぇ…そんなコンビどこにいるよっていう。
このネタも衝撃的だったなぁ。「考えろ考えろどうしたらええねん!」って…。


そいえば今日『爆笑レッドシアター』見てたら福徳が「ツッコミ選手権」なるコーナーで普段のネタではあまり見られない(こともないけど…)王道ツッコミを連発して優勝してたな(笑)。リストラネタで「ほんまにリストラ嫌なんですぅ!!」とか発狂してる人が、あんなにちゃんとしたツッコミもキメるなんて凄いなぁと改めて感心。相方の後藤の「これが大阪のジャルジャルやでぇ!」というコメントもナイスだった。『鉄筋base』でコーナーのMCとかしてるジャルジャルはそんなにに面白くないから、ずーっとコツコツ、ネタだけをやり続けて欲しいなぁ。
冒頭に「ジャルジャル漬け」って書いたけどそれは本当で、家帰ったらとりあえずBGM的にDVD流してる。なんか落ち着くし、気が紛れるし(病んでるのか私!?)。そのせいでTVとかあんまり見れてないなぁ。欠かさず見てる番組は『しゃべくり007』と『レッドシアター』ぐらいだ。で、通勤時もipodでジャルジャルのネタ聴いてる。DVDの特典ディスクとして付いてたCDに入ってるショートコント集と、彼らの自作の曲集を(笑)。CDに入ってる音声のみのショートコントは当然会話で笑わせるネタが中心なんだけど、これがまたねぇ…粗削りっぽいのに凄くよく出来てるものばっかり。泣きじゃくる赤ちゃんに対し後藤が「ど、どうしたらええねん!」と、うろたえ続けるだけのコントとか、CDじゃなきゃ絶対できないよね。ジャルジャル自作の曲は、彼らのネタにもよく出てくる、才能ない路上ミュージシャンが歌ってそうなボンヤリしたポジティブげな曲や抱腹絶倒ラップ曲など。「I'm just forever」というフレーズがしつっこく連呼されるラップ曲は電車で聴くのは危険。7月には三枚目のDVDが出るらしい。また特典CD付いてくるっぽいぞ。
とにかくまぁ、疲れた日々をうるおしてくれるのはジャルジャルだ。後藤の笑顔とかマジで癒されるわ。あのポワンとしたルックス、実は超好みだ。なんか、「実写版碇シンジ」って感じ。もしエヴァが実写化されたらシンジ役は普通にイケメン少年が選ばれるんだろうけど、庵野秀明の脳内でのシンジのイメージはジャルジャル後藤みたいなのだと思うね。
そんなジャルジャル。今年はぜひキングオブコントとかで活躍して欲しいね。審査基準がM1グランプリよりも謎な賞レースで勝つ事にどれほどの意味があるかわかんないし、優勝したら「なんであいつらが!」って無駄に叩かれそうだから決勝に出るだけで良い。全国区のゴールデンで、フルで「変装」や「葬式」や「変なキャラ練習させられてる奴」などのコントクラシックスが見られたら…想像するだけで泣けんじゃないっすか?昔からのファンの人達は。記者会見も最高だったな。自作の「そうじゃないよ絶対」を熱唱したり、既にやりたい放題(「歌ではふざけたくないんです」という後藤の真顔でのコメントが秀逸すぎる)。